NTTドコモ、ポータブルSIMを開発 ―SIMカードとその機能を端末から分離

ポータブルSIM
NTTドコモは、SIMカードとその機能をスマートフォンなどの端末から分離させた「ポータブルSIM」を開発中と発表しました。

ポータブルSIMとは何か?

ポータブルSIMの図解
ポータブルSIMは、従来は端末にSIMカードを挿入することにより、回線の契約情報などを読み込んでいましたが、それを別端末に置き換えて回線の認証情報を保存します。

SIMカードを未挿入のスマートフォンやタブレットなどを携帯電話ネットワークに接続するにあたって、ポータブルSIMとはBluetoothで回線の認証情報を読み込みます。
ポータブルSIM利用イメージ

例えば、一つの回線契約で通勤時間帯にはスマートフォンで携帯電話回線を使ってデータ通信を行い、勤務時間中には別のスマートフォンと連携してデータ通信を行えるようにと、昨今のマルチデバイス化に対応します。

また、ドコモではポータブルSIMを2つ用意することで、1つのスマートフォンでプライベート用・ビジネス用と使い分けを行うニーズにも応えられるとしています。

ポータブルSIMで新たな “文化” 誕生するか?

d25hw
2009年11月に日本初のモバイルWi-Fiルーターとして発売されたイー・モバイルのD25HW。当時はPCに直接繋げるモデムがモバイルデータ通信端末として主流でしたが、様々なデバイスを一つのデータ回線で利用できるモバイルWi-Fiルーターは画期的でした。そのため、複数のデバイスを保有するユーザーから支持を得て爆発的な売れ行きを見せました。

2010年以降、NTTドコモを始めとする携帯キャリアがこぞってモバイルWi-Fiルーターを販売し、急速に様々なデバイスを外で自由に使いたいユーザーの間で広まり、今では複数のデバイスでモバイルデータ通信を行う上でモバイルWi-Fiルーターは無くてはならない存在です。

今回、ドコモがポータブルSIMが開発中とのことで、今現在、ポータブルSIMはどのように使えばポータブルSIMの可能性を100%引き出すことができるのかは未知数です。しかしながら、SIMカードを端末と分体化したことは画期的であり、今後モバイルWi-Fiルーターのようにモバイルデータ通信の “トレンド” となることは否定できません。

ポータブルSIMはドコモからユーザーにとって「見たことのない景色を見せてやる」、そんな製品になると思います。

ドコモ、一般ユーザーからポータブルSIMの使うアイディアを募集!

前述の通り、ポータブルSIMはみちなる可能性を占めている製品ではないかと思います。そこで、ドコモは一般ユーザーからポータブルSIMをどのようにすればポテンシャルを100%引き出すことができるのかを聞くイベントを7月23日に開催予定です。

イベント名は「ポスト・スマートフォンを考えるアイデアソン ~ドコモの新技術、ポータブルSIMを使って~」。アイディアソンとは、特定のテーマに知識と興味を持った人が集い、テーマに沿ったアイデアを出し合うイベントのこと。

募集対象として、デザイナー、プランナー、エンジニア、起業家、学生など50人程度を予定しています。募集に関しては以下のソースを参照してください。

Source:NTTドコモ | NTTドコモ・ベンチャーズ

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