4,980円の衝撃、Amazonの格安タブレット「Fire」レビュー

Amazon Fire (2)

Amazonが販売するAndroidをベースとしたタブレット端末「Fire」シリーズの最新モデルにして最安価のエントリーモデル「Fire」が発売されました。
定価8,980円、プライム会員であれば4,980円で購入できる破格のタブレットです。

Fireの外観

Amazon Fire (3)
まずは外観を確認していきましょう。
背面はザラザラとした質感のツヤ消しです。
指紋は付きにくいですがプラスチック感が強くチープに見えます(実際チープなのですが)。

Amazon Fire (4)
ボタン類は上部に集約されています。
これまたチープな質感ですが、カチカチとクリック感のあるボタンで操作性は悪くありません。

コンテンツを売る地盤

Amazonが自社ブランドの端末を販売する理由は単純明快です。
ネット通販だけでなく、電子書籍サービス「Kindle」や、9月から開始されたVODサービス「プライム・ビデオ」などを幅広く利用してもらうためです。

Fire スクリーンショット (2)
ホーム画面にはAmazonのサービスを利用するためのアプリアイコンが並びます。
また、左右にスワイプすることで素早くアクセスすることも可能となっています。

超低価格タブレットのハードウェア

定価8,980円のタブレットですからコストはかなり抑えてあるはずです。
一体どんな「安かろう悪かろう」なのでしょうか。

意外にも発色の良いディスプレイ

Amazon Fire (2)
ディスプレイの解像度は1024×600と粗く、ピクセル密度も171ppiしかありません。
スマートフォンでは5インチでフルHDが当たり前の時代に、この粗さは目立ってしまうかもしれません。

しかし実際に使ってみると確かに粗さは感じるものの、格安製品によくある白っぽく映る低品質の液晶ではなく、しっかりと発色しています。

Amazon Fire (7)
フルHDディスプレイのような精細さは無いものの、動画コンテンツもしっかり視聴できるだけの品質を保っています。

電子書籍リーダーの最安価モデル「Kindle」が167ppiであることを考慮すれば、Fireでも電子書籍閲覧は十分実用レベルでしょう。

サクサクと快適に動作

CPUは低廉なMediaTek製のMT8127(1.3GHzクアッドコア)を搭載し、RAM 1GB、ストレージ 8GBとまさにローエンドクラスです。ディスプレイの解像度が低いことも幸いして案外サクサクと動作します。

ハイエンドモデルでも相性によっては重くなりやすいKindleアプリもさすがAmazonブランドといったところで、軽快に利用できます。

最大128GBのmicroSDXCに対応

Amazon Fire (5)
エントリーモデルゆえの容量の少なさはmicroSDスロットを設けることで対応しています。
最大128GBまで対応するので逃せるものはどんどんこちらに移しましょう。

素のAndroidに近づいた「Fire OS 5」

Fire スクリーンショット (1)
Fireが搭載しているのはAndroid 5.1をベースとした独自OS「Fire OS 5」ですが、従来よりも独自色を薄めています。
ナビゲーションバーの形状、タスク、通知バーなど、随所にAndroidの面影を感じます。
スクリーンショット撮影時のシャッター音もAndroidのままですね。

Androidが普及し、誰しもが慣れ親しんできたことによって、あえて独自のUIを載せる必要がなくなってきたということなのでしょう。

Google Play非対応のリスク

AndroidをベースにしたOSを搭載しているFireですが、Google Playストアは非対応です。
Amazonアプリストアにも当然Googleの純正アプリは存在しません。

Gmail、Googleマップ、Googleドライブ、YouTubeなどはどれもブラウザからアクセスするか、サードパーティ製アプリをインストールすることになります。もちろんChromeブラウザもありません。

幸いにもAmazonアプリストアのラインナップは増えてきています。
現時点で39万本以上のアプリを取り揃えているそうで、日本語入力アプリとしてATOKもインストールできます。

コンテンツ消費に最適なタブレット

AmazonのVODサービスであるプライム・ビデオの他にもhuluやNetflixなどの競合サービスもアプリストアからインストールできます。
惜しむらくはドコモが運営するdTVやdアニメストアが利用できない点でしょうか。

Amazon Fire (6)
スリープ復帰直後のロック画面にはしっかり広告が表示されます。

Google Playストアが利用できないことで一般的なタブレットとしては少々心もとないFireですが、電子書籍やVODといったコンテンツ消費に特化した製品として割りきって見ればコストパフォーマンスに優れたタブレットです。

お得感の増すAmazonプライム

Amazon Fire (1)
年会費3,900円の有料会員サービス「Amazonプライム」はどんどんお得感を増してきています。
動画見放題のプライム・ビデオに、毎月1冊無料で読めるKindleオーナーライブラリーと、これだけで3,900円の元は取れるんじゃないでしょうか。

このFireも4,000円引きで購入できるのですから、プライム会員であればとりあえず1台購入しておくと生活の質がほんの少しだけですが向上しそうです。

Fire タブレット 8GB、ブラック

¥ 8,9802016/7/14 02:41

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