スマホで培ったノウハウを存分に発揮した「MateBook」は類を見ない逸品だ 【ファーウェイブロガーズミーティング東京】

キーボードカバーが分離する「MateBook」は魅力的

キーボードカバーが分離する「MateBook」は魅力的

SIMフリースマートフォンやタブレット端末、モバイルルータなどを手がける華為技術日本株式会社(以下、ファーウェイ)がブロガーイベントの一環として開催した「モバイルプリンスのファーウェイ王国ブロガーズミーティング」。

前回の記事では、ファーウェイの紹介やダブルレンズカメラを採用した「P9」についてのプレゼンテーションの様子をご紹介しましたが、2記事目となる今回は、ファーウェイ初の2 in 1タブレットとなる「MateBook」のプレゼンテーション及びトークセッションの様子を紹介します。

ファーウェイのノウハウを余すことなく活かした「MateBook」

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「MateBook」によってスマートライフの新しい時代に

ファーウェイとして初となる2 in 1タブレットPCとなる「MateBook」は、スマートフォンの登場によって存在感が薄れてしまったパソコンを世界第3位のスマートフォンメーカーであるファーウェイの技術によって再発明し、新たな時代を開拓すると言うコンセプトのもと開発されています。

キーボード部分はカバーとなっており、タブレットとしても使用可能だ。

キーボード部分はカバーとなっており、タブレットとしても使用可能だ。

見た目としてはPCと言うよりはタブレット端末寄りという印象を受ける「MateBook」は、本体のみでは640gという軽さで、パソコンを持っている感覚と言うよりはタブレット端末を持ち歩いている感覚で持ち歩けます。今までパソコンを持ち歩くことを重さによって躊躇していた人でも気軽に持ち歩くことができるでしょう。

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スマートフォンの普及によってパソコン市場は縮小傾向に

近年におけるスマートフォンの急激な普及に伴い、国内のPC出荷台数は多くの企業で減少しています。国内販売トップ3の各企業においても全ての企業が昨年比でマイナス成長を記録するなど逆風が吹いており、市場全体の成長率においても前年比-8.1%と厳しい状況に立たされています。

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ポータブル端末には小型化に伴った弱点も多い

今までもUMPC(ウルトラモバイルパソコン)のような、小型化に特化した製品が数多く販売されてきましたが、これらには共通した弱点が存在しました。スマートフォンやタブレットと比較すると重かったり、電池持ちが悪く、故障も多かったりと小型化することによって生まれた犠牲もありました。

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スマートフォン開発で培った技術でPCを再発明!

ファーウェイは、スマートフォン開発で培ったデザインや技術を余すことなく活用し、逆風が吹き荒れるパソコン市場に革命を起こすべく、「MateBook」を開発しました。

本体のカラーは2色展開となる。

本体のカラーは2色展開となる。

MateBookの本体のカラーは「ゴールド」「グレー」の2色展開となります。「ゴールド」カラーの表面はホワイト、「グレー」カラーの表面はブラックです。

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カバーは4色から自由に選択することが可能。

キーボードカバーは「ブラック」「ブラウン」「オレンジ」「ベージュ」の4色のバリエーションが存在し、自由に組み合わせて使用することが可能です。カバーは本体の全体を覆う設計となっており、ある程度の衝撃には耐えてくれそうです。

バッテリーとACアダプター

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独自の節電技術によって25%の節電を実現

タブレットタイプのPCとしては大容量となる33.7Whのリチウムイオン電池を内蔵しており、ファーウェイ独自の節電技術によって約25%の節電を実現しています。バッテリー駆動時間は公称で9時間とされており、一日中使っていても充分な電池持ちを実現しています。

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軽量化されたACアダプターは気軽に持ち出せる(写真はモバイルプリンス氏)

本体が軽量化しても、充電器が重くては意味がありません。MateBookのACアダプターは110gと、一般的なACアダプターが約500g程度と考えると非常に小型かつ軽量です。モバイルプリンス氏が軽々と持ち上げているのを見ると本当に軽いんだろうなと想像できます。

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先進の放熱技術を活用して他社製品よりも冷却性能に優れている

本体は厚さ6.9mmという薄さでありながら排熱性能にも優れており、熱伝導を考慮した8層構造設計を採用しています。その結果、他社類似製品と比較し2.8℃低かったと言う結果が出ており、薄型でありながらも排熱機構はしっかりしているようです。

高パフォーマンスなスペック

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消費電力を抑えつつも処理性能も堅持している。

MateBookには第6世代のIntel Core mプロセッサーや4GBあるいは8GBのメインメモリー、128GBまたは256GBのSSDを搭載しており、薄型軽量のPCでありながら、一般的な用途には充分な性能を有している為、ほとんどの作業を快適に動作させることが可能です。

トラックパッドとキーボード

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広いバームレストエリアが作業効率を高める

カバーにはキーボードや5点マルチタッチ対応トラックパッドが搭載されています。トラックパッドはガラス製で、非常に手触りが良好で快適にマウス操作をすることが可能です。

キーピッチが広く、誤タイプも起こりにくい

キーピッチが広く、誤タイプも起こりにくい

キーピッチは非常に広く、タイプはしやすいように個人的に感じました。キーストロークは1.5mm確保しています。しかし、実際のところはキーストロークほどの打鍵感がなく、押し心地には改善の余地があるようにも思えます。

防滴仕様で安心して外出先でも使える

防滴仕様で安心して外出先でも使える

搭載されているキーボードは防滴仕様を採用しており、外出先でも気軽に使用することが可能です。一般的なPCでは防滴仕様のキーボードはそれほど珍しくもありませんが、気軽に持ち運びができる2 in 1タブレットPCにおいて防滴仕様のキーボードを採用しているのは珍しく、地味ながらも重宝できるポイントでしょう。

MatePen

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2,048段階の筆圧感知に対応した「MatePen」

付属する「MatePen」は2,048段階の筆圧検知に対応しており、非常に繊細なドローイングが可能っとなっています。MatePenは一度の充電で100時間連続使用が可能となっているので、電池持ちを過度に心配する心配もなさそうです。

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MatePenにはレーザーポインタ機能も搭載されている。

MatePenにはレーザーポインターが搭載されており、プレゼンテーションなどのシチュエーションに多く活躍しそうです。MatePenには2つのボタンが搭載されており、それぞれに機能が割り振られています。

指紋センサー

タブレットPCとしては珍しく指紋センサーを搭載

タブレットPCとしては珍しく指紋センサーを搭載

本体の右側上部には指紋センサーと搭載しており、センサーを触れるだけで画面のロックを解除することができます。今までは3つのステップで起動していたことを考えるとログインする煩わしさを解消される点は嬉しいところ。

MateDock

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拡張サプライとして「MateDock」も販売されている

拡張サプライとして「MateDock」が販売されており、USB 3.0 AコネクタやHDMI、VGAと言った映像出力、有線LANコネクタなど必要充分以上に接続インターフェースを拡張することができます。

薄型タブレットPCでは拡張性が乏しいことが弱点の一つですが、こういった拡張ドックを使用することで弱点をカバーできるのは、MateBookの強みと言えるでしょう。

アクセサリー

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MateBookの拡張アクセサリーは個別でも販売

MateBookのアクセサリーは個別に販売されており、価格は全て税別でキーボードカバー(Keyboard)が14,800円、MateDockが9,800円、MatePenが7,800円です。

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MateBookの仕様一覧表

MateBookの仕様で注目したいのが、充電端子にUSB Type-Cを採用している点です。相性問題が起こることもありますが、市販のモバイルバッテリーからでも充電が可能で、電源が無い外出先での充電にも対応できるのがとても便利そうです。

サポート

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充実したサポートが消費者的には嬉しい

ファーウェイはスマートフォン向けに充実したサポート体制を構築していますが、MateBookにおいてもその強固なサポートは変わりません。製品は標準で1年間の保証が付属しており、不具合時には迅速な交換対応を保証しています。

有償とはなりますが、安心保証サービスも提供しており、万が一のときにも安心して製品を使い続けられそうです。また、ファーウェイ・サポートカウンターを「困ったときに頼れるお店」として近日開設し、更にサポートが充実していく予定です。

MateBook推しが目立ったトークセッション

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登壇したモバイルプリンス氏(左)とAndroid総合情報サイトGAPSIS編集長 長田卓也氏(右)

トークセッションには沖縄から遥々やってきたモバイルプリンス氏と、Android総合情報サイトGAPSISの編集長である長田卓也氏が登壇しました。

膝の上でもMateBookが使える!

膝の上でもMateBookが使える!

【長田氏】MateBookのキーボードカバーは非常に安定しており、電車などの狭い場所でしゃがみながらでも作業が可能で重宝しています。本体も非常に軽量なので気軽に持ち運べるのもグッドポイントです。

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キーボードにはバックライトが付いている為、暗所でも使いやすい

【モバイルプリンス氏】キーボードにはカバータイプとしては珍しくバックライトが内蔵しており、暗所でも作業しやすいのがいいですね。

ガラス製トラックパッドの操作感は良好

ガラス製トラックパッドの操作感は良好

【長田氏】キーボードカバーに搭載されたトラックパッドはガラス素材を採用しており、非常に滑らかな指ざわりをしています。Windows10では複数の指を使ったジェスチャー機能がありますが、このMateBookのトラックパッドでは非常に楽に操作することができます。

指紋センサー搭載でロック解除も楽々

指紋センサー搭載でロック解除も楽々

【長田氏】ロック解除に指紋認証を使えるのはいいですね。触るだけでロックを解除できるのでパスワードを入れたりする操作の必要がなく、いつでも気軽に使い始められます。

ノウハウが凝縮された「MateBook」は一触の価値あり

横から見るとその薄さが際立つ

横から見るとその薄さが際立つ

スマートフォン市場で培ったノウハウを凝縮して開発されたMateBook。ガラス製のトラックパッドや指紋認証センサーなど、スマートフォンでは普及していても一般的なPCではあまり普及していない機能を多数搭載し、余分な機能は外付けの拡張アクセサリーに回すことで本体の軽量化にも成功しています。

気になるお値段は75,000円前後からと若干高い印象も否めないMateBookですが、使い勝手も上々であることもあり、非常に気に入ったので筆者も購入を視野に入れたいと考えています。そんなMateBookは近日、一部ECサイトで安売りセールが開催されるそうなので、お安く入手できる機会が増えていきそうです。

今回はMateBookに関するプレゼンテーションやトークセッションの様子を紹介しました。次回は今まで紹介してきた「P9」や「MateBook」のファーストインプレッションを紹介していきます。次回は近日公開予定です。お楽しみに!

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