KLabの決算説明会からわかった「ラブライブ!スクフェス」の今後 -劇場版、サンシャインへの対応など
5月13日に行われたKLabの第1四半期(2015年1~3月期)決算説明会で発表された、「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」ことスクフェスに関する情報のまとめです。
スクフェスの現状
4~5月は売上がかなり低調しているそうで、MAU(月間アクティブユーザー)は大きく減少していないけども、ARPU(ユーザーあたり売上)が減少傾向にあるとのことです。
これは広告などの影響で新しく入ってきた、ライトなユーザーは獲得できているものの、従来からのユーザーが最近課金をしなくなってきていることが明かされました。
なぜそうなっているかというと、2014年4-6月に放映されたアニメ第2期以降は、根本的にはコンテンツが増えていないので、従来からの廃課金ユーザーは、コンテンツを遊び尽くしてしまっている状態であるためと分析しているようです。
真田社長は現在のスクフェスを以下の様な例として説明しています。
「しっかり財布を持ってお店に行ったが、並んでいる商品は全部一度使ったことがある商品だ。もう買うもの無いよね」という状況
つまり、廃課金ユーザーは金はまだあるけど、ガチャをやりたくなるようなカードが出てこない(持っているカードが多すぎて、少し増えたくらいでは被るから引けない)状態ということですね。
パズドラやモンストのように完全に自社のタイトルである場合は、新キャラを追加したり、新しいダンジョンやイベント、コラボなどをしてコンテンツを増やしていくことができるのに対して、スクフェスのような権利元が別のIPタイトルである場合、そうできないのがつらいところです。
まぁ、スクフェスの場合は例え権利元が許したとしても、新キャラを勝手に追加したら大変なことになってしまうでしょう。スクフェスのカードも約600種類と増えてきているものの、最近では「職業編 Part2」と、ちょっと苦しくなってきたのかな?と不安になるようなカードが登場しています。
今後のスクフェス
6月13日公開予定の『ラブライブ!The School Idol Movie』への対応として、関連するストーリーや楽曲の追加を名言しています。
この劇場版の公開による新しいコンテンツの影響で、スクフェス自体の売上も上昇に転じると見込んでいるようです。この劇場版関連の効果は年内にいっぱい続くという見通しのようなので、少なくとも2015年内にスクフェスが終了してしまう、といった心配は無いようです。安心ですね。
ラブライブ!サンシャインへの対応は?
会場から出た、『ラブライブ! サンシャイン!!』への取り組みについての質問に対して真田社長は
「これについては明確に回答することはできない。回答は控えさせてもらいたい。コンテンツを追加するための努力をしているとだけはいえる」
と回答しています。
ラブライブ!ファンとしては、そもそも「サンシャインどうなの?」という論争はあるものの、この回答から考えると、可能性は低くない気がしますね。
もっともKLab側がやりたくてもやれない、ということもあると思います。
いちファンとして、スクフェスとラブライブ!のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
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この記事へのコメント:6件
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スクフェスにサンシャインがやってきてμ'sが抜けたらスクフェスやめます。
サンシャインはスクフェスのモブキャラとかじゃなくて完全新規だからなあ…
確かにサンシャインが来てμ'sのメンバーのイベントがなくなったら嫌だな……
けど、順番ずつとかだったらいけるかな
サンシャインはサンシャインで別のアプリ作って欲しいな。スクフェスにきたとしても、逆に辞める人が多いと思うし。私も、サンシャインはちょっと受け入れられない。別アプリでサンシャインを出すなら、やるかも。
ラブライブは好きだけど、ラブライブサンシャインは嫌い。
両方好きですね!w