moraでラブライブ！のハイレゾ音源が配信開始、e-onkyoでは「ぼららら」「スノハレ」などの96kHz/32bit版が配信開始

2015.08.26

音楽配信サイトmoraは8月26日、『ラブライブ！』のハイレゾ音源の配信を開始しました。
また同日、e-onkyo musicでは、これまで配信していた『ラブライブ！』のハイレゾ音源と同一の楽曲の32bit版の配信を開始しました。

mora、ラブライブ！ハイレゾ配信第1弾

第1弾として配信が開始されたのは、1stシングル「僕らのLIVE 君とのLIFE」から5thシングル「Wonderful Rush」のシングル5枚分です。
配信フォーマットはFLAC 96kHz/24bitのみで、価格は1曲あたり432円（税込み）。

配信が開始された楽曲の詳細は以下の10曲です。

僕らのLIVE 君とのLIFE
友情ノーチェンジ
Snow halation
baby maybe 恋のボタン
夏色えがおで1，2，Jump！
Mermaid festa vol．1
もぎゅっと”love”で接近中！
愛してるばんざーい！
Wonderful Rush
Oh，Love&Peace！

e-onkyo musicとは異なり、Off Vocalバージョンの配信は無いようです。

e-onkyo、ラブライブ！ハイレゾの32bit版を配信開始

e-onkyoで今回新たに配信が開始されたのは、moraと同じく1stシングル「僕らのLIVE 君とのLIFE」から5thシングル「Wonderful Rush」のシングル5枚分。
配信フォーマットは、WAV 96kHz/24bit、FLAC 96kHz/24bit、WAV 96kHz/32bitの3種類で、価格は1曲あたり432円（税込み）とmoraと同じ価格です。

元々e-onkyoでは、これらの1st～5thまでのシングル収録楽曲は、2013年にWAV 48kHz/24bitで配信を開始しました。その後、同2013年に配信された「Mermaid festa vol.2 ～Passionate～」デュオ・トリオシングルや、「Love marginal」などのユニットシングル第1弾も同様の配信フォーマットで配信がされていました。

翌2014年に配信されたTVアニメ1期のOPED／挿入歌は、WAV 96kHz/24bit、FLAC 96kHz/24bitの2つのフォーマットで配信されていたので、配信フォーマットで追い越した形となります。

HD REBUILD MASTER

各楽曲の配信ページによると、moraとe-onkyoの音源ファイルは同じもののようで、今回の配信ファイルはCD制作に使われるマスター音源を使用したのではなく、マスターファイルを新たに作成する「HD REBUILD MASTER」を採用しているそうです。

ラブライブ！のCD音源はよく「音質が悪い」と言われているので、これは朗報ですね。また、「ぼららら」など初期に配信されていたハイレゾ音源も評判は今ひとつだったので、より高音質を求める方は試してみてはどうでしょうか。

ただし、32bit整数をネイティブ再生できるプレーヤーやアンプは、Astell&Kern AK380（実売45万円）など一部に限られていますが。。

気になる音質は…

32bit版のラブライブ音源すげえ！やっとCDクオリティ+αの音質になった！
— Hare@ろざち (@harevana) 2015, 8月 25

以前配信されてたラブライブハイレゾ版は窓から投げ捨てろ！というレベルで良くはなってる
— Hare@ろざち (@harevana) 2015, 8月 25

44.1kHz/16bit、96kHz/24bit、96kHz/32bitの各「Snow halation」をAK380で聴き比べ。マスタリングの違いももちろんあるんだろうけど、最初のピアノと「シャンシャンシャン…」でいきなり明確な差が出てて面白い。
— しゃけ (@syake0302) 2015, 8月 25