携帯各社、M2Mサービス専用となる020番号の取扱いを発表 -10月より順次提供開始

総務省は1月4日、M2M(Machine to Machine)等専用番号として020番号帯(020-XXXX-XXXX)を利用できる制度を発表しました。

これを受け、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ワイモバイルなど携帯各社は、020から始まる番号帯の利用を10月より順次開始すると発表しています。

020番号帯

M2M等専用番号である020番号帯は、データ通信を中心とした携帯電話サービスの急速な需要拡大による、現在利用できる携帯電話番号(090/080/070)の不足対策として新たに創設されました。

この020番号帯は、今後さらに発展するであろうIoT時代において、需要が増大すると見込まれるM2Mの特性に対応する番号制度になっています。

割当て対象となる番号は、020-0XXX-XXXXと020-4XXX-XXXXを除く番号。

020-0から始まる番号は、着信課金サービスで使われる番号との誤認を避けるため、090や080でも使われていません。また、020-4から始まる番号は現在ポケベルに使われているため、引き続きポケベル用になります。

M2Mの主な活用分野

M2Mの活用として主に考えられるのは、自動検針やビル環境管理などの遠隔監視分野、ペットの見守りカメラや子どもの位置情報通知といった見守り・セキュリティ分野、交通情報・ナビや車両位置情報管理などの車両関係、自販機・ATM・モバイルPOSのような決済関係など、現在でも利用されており、今後さらに需要が考えられる分野です。

これらの通信の一部は携帯電話ネットワーク(090/080/070)を使用しているので、今後これらの機器に割り当てる番号を020番号帯にすることで、近い将来に起こり得た携帯電話用番号数の不足が解消されます。

仮に予測以上の爆発的な需要があった場合、桁数を従来の11桁から増やすなどの対応が考えられえています。また、060番号帯はまだかなり余っていたり、030/040番号帯は将来の新サービスに向けて引き続き空けてあるので、IPアドレスのように枯渇してしまう心配は当面必要ありません。

M2M等専用番号の対象とするサービス

020番号が割り当てられるサービスは、基本的にデータ通信(パケット)のみのサービス。

総務省の資料を見る限り、MNO(ドコモやau、ソフトバンク)向けのデータ通信サービスやMVNO向けデータ通信サービスも対象になるようですが、一般ユーザ向けに割り当てられるかは不明。

なお、この020番号は、ユニバーサルサービスに係る負担金の対象外となっているので、ユニバーサルサービス料がおそらくかかりません。MVNOでもユニバーサルサービス料がかかる事業者はあるので、運良く020番号が割り当てられれば2円程度安くなるかもしれませんね。

総務省
ソフトバンクモバイル
総務省:電気通信番号規則等の一部改正について(PDF)
総務省:携帯電話番号の有効利用に向けた電気通信番号に係る制度の在り方(PDF)

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執筆:あんそく
ラブライバーです。 ラブライブ!に関する記事を書いたり、スマホに関連するサービスについて書いたりしています。

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