ドコモ、約1年ぶりのXperia小型モデル「Xperia Z5 Compact SO-02H」発表
NTTドコモは9月30日に開催された新商品発表会でXperia Z5 Compact SO-02Hを発表しました。
2014年11月12日に発売されたXperia Z3 Compact SO-02G以来、約1年ぶりに刷新されたXperiaのコンパクトシリーズです。
Xperia Z1f からXperianのコンパクトモデルはドコモ独占という状態で、他社はフラグシップモデルか派生モデルしか取り扱って来ませんでしたが今回も同様のようです。
デザインについて
ロゴ配置の変更なし
ドコモと契約しているXperiaファンから不評を買っているロゴ配置ですが、今回も変わりなく背面ど真ん中です。
Xperia Z2までドコモロゴは前面上に乗せていましたが、Xperia Z3世代からは背面中央に移っています。Xperia Z3&Z3 Compactのタッチ&トライで担当者にお聞きしましたが、どうやらロゴ関係はドコモと交渉しておりドコモ側が妥協したという感じのようです。
Z3 Compactより厚く、重くなった?
Xperia Z1fが127×65×9.4(mm)、2300mAh、140gだったのに対し、Xperia Z3 Compactは127×65×8.6(㎜)、2600mAh、129gと薄くなるだけではなくバッテリー容量が増量かつ軽くなるなど進化してきました。
今回発表されたXperia Z5 Compactは対照的に、127×65×8.9(㎜)、2700mAh、138gとXperia Z3 Compactより厚く重くなっています。しかし、バッテリー容量が100mAh増量しているのでバッテリーの持ちは少し向上しているかもしれません。
Xperia Z1f | Xperia Z3 Compact | Xperia Z5 Compact | |
---|---|---|---|
サイズ(mm) | 127×65×9.4 | 127×65×8.6 | 127×65×8.9 |
バッテリー容量 | 2300mAh | 2600mAh | 2700mAh |
重量 | 140g | 129g | 138g |
よりシンプルに、女性層を意識したカラーバリエーション
Xperia Z1以降、ソニーはコンパクトモデルをドコモから出してきました。
Xperia Z1fはXperia Z1をそのまま小さくしただけで、フレームを含め高級感があるデザインを採用。
しかし、Xperia Z1fのガワを変えたモデルのXperia A2以降、フレームはプラスチック製に変わっていき、高級感のあるモデルというよりは、まさにコンパクトモデルという位置づけになった気がします。
カラーバリーエーションはXperia Z1fを思い出させる、ホワイト、グラファイトブラック、イエロー、コーラルの4色です。
コンパクトモデルながらSnapdragon 810を採用
現在スマホは5~5.5インチが主流となっており、4インチ台のスマホはほとんど見なくなりました。
登場してきても性能が低めのモデルかフラグシップの廉価版モデルばかりです。
しかし、日本人で4インチ台を望むユーザーは未だに少なくありません。ソニーは小型だから性能を落とすのではなく、性能は限りなくフラグシップに近づけた性能の小型スマホを開発、小型需要も取り入れ、小中大の大きさのスマホを出すことでユーザーに選択肢を与えてきました。
今回発表されたXperia Z5 CompactはハイエンドなCPUを採用し、フラグシップに限りなく性能を近づけた小ささと性能を兼ね備えた「ハイスペックコンパクトスマホ」と呼ぶにふさわしいスマートフォンだと思います。
カメラとオーディオ機能はZ5と同等
Xperia Z5のウリにカメラとオーディオ機能にあります。
カメラは世界最速0.03秒オートフォーカスとデジタル5倍ズームの2つ。
オーディオはハイレゾとノイズキャンセリングを両立とDSEE HXとLDACの3つがコンパクトモデルであるXperia Z5 compactにも搭載されているのです。
小型モデルでも性能を落とさないハイスペック小型モデルは、小型モデルを望むユーザーをにとっては非常に魅力的な選択肢の一つです。
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