目標額の30倍もの資金を集めた超小型ドローン「Micro Drone 3.0」
クラウドファンディングサイト・INDIEGOGOにて、目標額の30倍である2,600万ドル、日本円にして3億円超を集めた超小型ドローンをご紹介したいと思います。
このMicro Drone 3.0の特徴はその大きさです。保護ベゼルを外せばそのサイズは手のひらサイズにまで小型化されています。それにより、今までのドローンではできなかったようなフライトが可能であり、新たな映像が得られるのではないかと期待されています。
クラウドファンディングの結果
INDIEGOGOにて初期キャンペーンを8月15日に終了しており、目標額を大きく超えたことによりプロジェクトは正式に実行に移されています。現在は11月の発送に向けて生産を行っている段階です。
クラウドファンディングでは、予定された日程から遅れることも度々ありますが、その場合に重要なのは出資者に対する最新情報の提供とアップデートです。
このプロジェクトではそれらについてもコマ目にアップデートされており、順調に進んでいることがうかがえます。
Micro Drone 3.0の特徴
Micro Drone 3.0は超小型ながらもフライト性能とビデオカメラの性能、そしてモジュラー構造のデザインなど、今までの製品に劣ることのない優れた製品に仕上がっています。
フライト性能
フライト性能としては下記のように超小型の機体として十分な機能を持ち、安定した飛行を可能にしています。
- オートレベリング
- 反転飛行
- センサーアシスト
- 風速72km/hでもフライト可能
- 最高高度300フィート(約90メートル)
超小型であるという利点をいかして、狭い場所も通り抜けることが可能です。これにより、今までにないアングルでの映像を撮影することが可能です。
また、そのような操縦が難しい場所でも期待に搭載されたセンサーなどにて安定した姿勢を維持します。
更に、この機体の大きさは風の影響を受けにくいため強風下でも飛行可能です。
ビデオ性能
ビデオ性能についても小型化したことで不足してしまった部分はありません。
- ライブストリーミングビデオ
- ヘッドセットディスプレイ
- 編集用ソフト
- 解像度 1280×720pixelのHD画像
- SMSへの投稿機能
ビデオカメラは小型でも高性能のものを搭載しています。解像度1280x720pixelのHD画像を30フレーム/秒にて撮影可能ですので美しい映像が撮影可能です。
デザイン
機体のデザインやコントローラーについても簡単に組み立てや操縦が行えるような工夫が取り入れられています。
- 豊富な拡張パーツ
- ビデオカメラなどのパーツをモジュール化し、簡単に交換が可能
- プロポだけではなくスマホでもコントロール可能
- 3Dプリンターで製作されたカスタムパーツ
ビデオカメラはモジュール化されており、簡単に機体への脱着が可能です。また、この構造により将来的にアップデートされたカメラが発売された場合は交換が可能となっています。
コントローラーもプロポだけではなく、スマホで操縦可能なコントロールアプリがiOS、Andoroid両方に提供される予定です。
また、3Dプリンターで製作された翼竜などのカスタムパーツもリリースする計画です。
基本性能
CPU | ARM Cortex Protocol |
---|---|
アプリ対応プラットフォーム | iOS/Android |
バッテリー | 450mAh |
飛行可能時間 | 8分 |
操作可能レンジ | 15メートル(スマホ)、90メートル(プロポ) |
最高速度 | 72km/h |
カメラ | 解像度:1280×720ピクセル HD画像 |
サイズ・重量 | 約 高さ50x 幅145mm ローター直径 55mm、56g(カメラ付き:71g) |
その他 | 6軸ジャイロスコープ |
価格
気になる価格は、初期キャンペーンは終了していますが、現在は市販予定価格より25%ディスカウントされた175ドル、日本円で21,000円で予約可能です。
送料についてはこれとは別に20ドル(約2,400円)が必要ですが、世界中どこにでも取り寄せ可能です。
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