iPhone 7に関する予測情報が英国メディアに掲載、取得特許やこれまでの動向から見えてくる「iPhone 7」とは
英国のテック系メディアであるPC Advisorが、iPhone 7に関する予測記事を掲載しました。
複数の噂や予測を統合したその内容を確認してみたいと思います。
発売日
AppleはiPhone 6sと6s Plusを2015年9月9日、前のモデルであるiPhone 6と6 Plusについては2014年9月9日(いずれも日本時間では9月10日未明)に発表しています。
このことから、iPhone 7についても2016年9月9日と考えられますが、Apple製品の発表は火曜日が多いようです。
2016年9月の火曜日であれば13日という線もありますがちょっと遅すぎとも思われるので、2016年9月6日火曜日が第一候補として濃厚のようです。
価格
価格については現行品とほぼ同じであろうと予測されています。
日本においては円安に伴う価格調整を行い、その後の為替の変動も安定してるので同様に大きな変更はないでしょう。
スペック
ディスプレイ
ディスプレイは2015年に公開されたAppleの特許情報から、サイドウォールディスプレイと呼ばれるGalaxy S6 Edgeに似たサイドまで回りこんだディスプレイの搭載も考えられます。
この点も含め、複数のソースでベゼルレスデザインになるといわれています。
Touch ID
iPhone 7ではホームボタンも廃止されるという噂があります。その場合には現在、ホームボタンに内蔵されているTouch IDの取り扱いが問題になりますがTouch IDを内蔵するディスプレイか、Xperia Z5のように筐体サイドに指紋認証センサーを搭載すれば代替可能でしょう。
カメラ
現在販売されているiPhone 6sシリーズにおいてアウトカメラは、それまでの800万画素から1200万画素に強化されました。
iPhone 7についても引き続き1200万画素のアウトカメラになると思われます。
CPUとiOS
CPUについては、順当にいけばA10プロセッサーおよびM10コプロセッサーの組み合わせとなるでしょう。RAMについてもiPhone 6sシリーズで2GBに増加していますのでこの点について変更がないとの予測です。
しかしながらRAMについては、9to5Macが5.5インチディスプレイを搭載するiPhone 7 Plusでは3GBになるとの予想を掲載しています。
その場合、引き続き2GBのRAMを搭載する4.7インチディスプレイモデル iPhone 7とPlusとでは差別化されることになります。
iOSは、例年通りであれば2016年6月に開催されるWWDCにてiOS 10、もしくはiOS Xが発表された後に、配信されるのは確実です。
イヤホンジャック
イヤホンジャックの大きさが更なる薄型化を追求する際の障害になりつつあります。
この点については、2.5mm径のジャックに変更するとの噂もありますが、Dジャックと呼ばれる端子形状に変更するのではないかともいわれています。
これは端子形状が真円ではなく一部を削ったもので、断面形状がアルファベットのDに似ていることからこう呼ばれています。
端子の直径が2mmなので、現行の3.5mm径のジャックと比較して1.5mm細くすることが可能です。
防水機能
iPhone 6sでは耐水性が高められていることが確認されていますが(過去記事)、公式に防水性能を備えたとアナウンスされているわけではありません。
Appleは防水機能や落下時のプロテクションについて複数の特許を取得していますが、この点についての噂は未だ聞こえてきていません。
SIMカードの種類
SIMについては現在の物理的なSIMカードから電子認証などによる仮想SIM、e-SIMに移行する可能性が考えられます。
これはe-SIMについてSamsungと話し合っているという点からも可能性の高い話です。
米国で販売されているモデルにはApple SIMを内蔵して出荷されているものがあります。
このモデルではユーザーが購入した後に対応したキャリアの中から自由に契約先を選択することが可能です。
e-SIMの搭載となれば同様に、ユーザーは携帯電話ショップに訪問して機種変更手続きを行い、対応したSIMに入れ替える操作なしにオンラインでキャリア変更が可能になる事が考えられます。
外部端子
充電と同期用の外部端子については、現行と同じLightningとUSB-Cの両方を装備するのではないかと記載されています。
しかしコスト的にもデザイン的にもこれは考えにくいので、どちらか片方になる可能性が高いでしょう。
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