Xperia Z4のバックパネルが割れたので、自力で交換修理をしてみました
以前、不注意でホームから線路へとXperia Z4を落としてしまい、バックパネルを割ってしましました。
線路に落としました。
明日誕生日なんですが、何よりも新しいスマホが欲しい pic.twitter.com/dkdbxVmQxW
— あんそく (@android_sokuho) 2015, 11月 25
これを機に新しい機種へとも考えたのですが、まだ半年程度しか使っていなく勿体無いのと、世間での評判は今ひとつだったりするものの、個人的にはそれなりに愛着があって気に入っていたので、自力で交換をすることにしました。
交換用バックパネルの用意
交換用バックパネルは、日本のAmazonやebayなどで約1,000~2,000円で購入することができます。
基本的に中国の業者が販売しているようで、中国からの発送となるため、到着までに少し時間がかかります。私の場合、11月26日にAmazonで注文し、12月14日に到着しました。お届け予定日が12月12日だったので、少し過ぎてしまいましたが、まぁこんなものでしょう。
- 11月26日:注文
- 11月26日:発送
- 11月28日:広州 国際交換局から発送
- 12月11日:川崎 国際交換局に到着
- 12月12日:川崎 国際交換局から発送
- 12月13日:配達局に到着
- 12月14日:配達完了
China Postでの発送であったため、China Postと日本郵便から追跡番号で現在のステータスを確認することができました。
交換用バックパネルにはNFCあり、なしの2種類が存在
交換用バックパネルには、「with NFC」のように書かれているNFC(FeliCaもだいたい同じ)対応のものとそうでないものがあるようです。
NFCアンテナあり
NFCありのものの方が少し高いですが、おサイフケータイを利用しているのであれば、NFCありのものを購入されることをおすすめします。
NFCアンテナなし
一応、NFCアンテナ部分を元々のバックパネルから剥がして貼り直すことで移植も可能です。今回私は、NFCなしのもので試してみました。
Xperia Z4のバックパネルを交換する
バックパネル注文から約3週間、やっとバックパネルが届いたので実際に交換です。交換作業は約20分くらいで終了しました。
準備するもの
作業用の道具としては、ドライヤーとiPhone用のパネル交換用器具、カメラ用のブロワーを使いました。
iPhone用のバックパネル交換器具が無くても、テレカなど薄い硬めのカードがあれば代用はできると思います。
バックパネルを剥がす
四隅に接着剤が付いたテープがあり、そこで本体とバックパネルが接着されています。そこを狙うようにドライヤーで温めて、ある程度温めたら、隙間から器具やカードを差し込んで少しずつ動かし、剥がしていきます。
割れていると少し大変ですが、元々のパネルを綺麗に剥がそうとせず、強引にやってしまえばより簡単です。この時、割れた細かいガラスが飛び散ることがあるので注意してください。
内側はほぼ同じですが、NFCの有無やフラッシュの部分が違うようです。フラッシュの部分も、NFCあり/なしの用に幾つかのものが存在するようなので、気になる方は探してみるといいでしょう。
NFCアンテナの移植
写真のとおり、交換用に購入したバックパネルにはNFC用のアンテナが付いてないので移植します。
バックパネルを剥がすと時と同様に、ドライヤーで熱してから剥がします。こちらは再利用するものなので、慎重に剥がしましょう。
向かって右側に2つある突起と、バックパネル側に付いているNFCアンテナの電極部分を接触させる必要があるので、位置に注意しながら新しいパネルに貼り直します。
この作業が地味に時間がかかったので、最初からNFCアンテナがあるものであれば、もっと早く交換作業が終わるかと思います。
粘着力が少し弱くなっているので、力を入れ過ぎないように気をつけながらしっかりと貼り付けて、NFCアンテナの移植完了です。
新しいバックパネルを装着
バックパネルを貼り直す前に、バッテリーとのコネクタが外れていたりしないか確認します。
ブロワーで全体やレンズ部分のホコリや細かい割れたガラスなどを吹き飛ばし、元々の両面テープがあった部分を拭き取り綺麗して、新しいパネルを貼る準備をします。
青いフィルム剥がすと粘着部分が出てくるので、上部で位置を合わせて貼り合わせます。バッテリー左下の白い部分も粘着になっているので、そこと周囲をガラスが割れない程度にしっかり抑えくっつけます。
完成
これで、バックパネル交換が完了です。約2,000円で元通りの綺麗なバックパネルに生まれ変わりました。また、一般に入手できるバックパネルは海外用のため、docomoロゴでなく、SONYロゴになっています。docomoロゴが嫌いな方にはちょっとしたメリットですね。
カメラやフラッシュの位置も問題ありません。
おサイフケータイの動作確認は、自販機など万が一正常に動作しなくても周りに迷惑をかけないところで行いましょう。
意外と簡単にできるバックパネル交換
ケータイ補償などに加入していればそれを頼るのがベストですが、そうでないと高い修理費用がかかってしまうか、新品との交換と数万円レベルの出費になってしまいます。
一方、保証が切れるなど自己責任にはなってしまいますが、自力で交換すれば2,000円程度で済んでしまうので、安く修理したい場合や試しにやってみたい場合にはいいでしょう。今回の方法は、Xperia Z1以降ではだいたい同じなので参考にしてみてください。
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