ドコモ、12月から手数料の新設・改定 「機種変更0→2100円」「SIM発行2100円 年1回無料廃止」「契約変更2100→3150円 」

11月8日、NTTドコモは各種事務手数料の新設・改定について発表した。本改定の適用は2012年12月1日から。

新設・改定内容は、以下の3つ。

  1. 登録等手数料の新設
  2. 契約変更時の契約事務手数料の改定
  3. カード発行手数料の改定

登録等手数料の新設

これは、「XiからXiへの機種変更」「FOMAからFOMAへの機種変更」といった機種変更時に新たに手数料を取るということだ。
現状は特に手数料はかからなかったため、実質的に機種変更の値上げである。

契約変更時の契約事務手数料の改定

これは、「FOMAからXiへの契約変更」「XiからFOMAへの契約変更」といった契約変更時の手数料のことで、『改定前:2100円 → 改定後:3150円』と同じく契約変更が実質的に値上げとなっている。

カード発行手数料の改定

こちらは、端末を持ち込んで、新たに契約する際にSIMカードを発行してもらう場合や、SIMカードのサイズ変更(例:miniUIMカード→nanoUIMカード)にかかる手数料。
『改定前:3150円 → 改定後:2100円』という変更なので、端末を持ち込んで新たに契約する場合は、1050円安くなる形だが、問題はSIMカードのサイズ変更である。
今までは、「1契約につき12か月に1回のカード発行手数料無料制度」というものがあったがこちらは廃止になる。よって以前の記事にあったように、ちょっくらnanoUIMカード貰ってみようか。といったことが無料でできなくなるのだ。

改定後の注意点

今後は白ロムを購入した、友人から譲り受けたがSIMカードのサイズが違うといった際にも、サイズ変更有料になるので、とりあえずnanoUIMカードに変えておけば、数百円以内で買えるSIMアダプタを噛ませて通常サイズ/microSIMサイズの端末にも使うことができるので、今後サイズ変更をする可能性がある場合や、手数料を払いたくないという人は、今月中にnanoUIMカードに変更しておくことをおすすめする。そして機種を変えたくなったら、白ロムを中古屋やヤフオクで購入すれば手数料はかからない。今後は白ロムによるSIM差し替えという名の機種変更が活発になりそうだ。

ドコモを使い続けるユーザーからすると実質的に改悪ともとれるこの手数料改定、ユーザー離れを加速させる要因にならないといいが。。。

Source:NTTドコモ

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執筆:スマホペディア

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