ドコモのUIMカード、miniUIMカード、nanoUIMカード比較3

11月1日から提供の「ドコモnanoUIMカード」を入手

11月1日から、ドコモがnanoSIMサイズ「ドコモnanoUIMカード」を提供を開始した。
11月1日現在では、nanoSIMに対応しているのは、ドコモ未発売である「iPhone 5」のみ。しかしSIMカットして無理やりiPhone 5に入れたSIM同様、LTEは使えなく、FOMA通信も2GHz帯のみ利用できる。いわゆるプラチナバンドの800MHzと1.7GHzが利用できないので、『ソフトバンクのプラチナバンドが利用できない状態』が疑似体験できるくらいの使い道しかない。

どんなものか気になったので、現在Xi契約しているmicroSIMサイズの回線のSIMをドコモショップで交換してもらいに行った。

ドコモショップ1店目

以下、ドコモショップ店員→店、私→私。

私「UIMカードを交換してもらいたいんですけど、結構待ちますか?」
店「miniSIMカードに交換ですね! 順番まで30~40分ほどかかるかと思います。」
私「え?いや、nanoです。iPhone 5に入るやつ」
店「nanoSIMですか…?確認して参ります。少々お待ち下さい。」
(3分後)
店「今日提供できるそうです。」
私「わかりました。ちょっと今時間的に厳しいのでまたにします。」

ドコモショップ2店目(さっきのドコモショップと比較的近い)

私「UIMカードのサイズを変えてもらいたいんですけど…」
店「次のご案内になるので、10分ほどお待ちいただくと思います。本人様ですか?」
私「本人です。それで、nanoUIMカードにしてもらいたいんですけどありますか?」
店「nanoは無いですね!!」
私「えっ?今日から提供開始だったと思うんですけど…」
店「確認してみます…(確認)…できるそうです。」

こんな感じで、nanoUIMカードに変更なんて誰もやってないことが伺えました。
カード交換の手続き自体は10分で終わりました。既存の回線のSIMサイズ変更だったので、回線の電話番号、ネットワーク暗証番号、名義の確認程度。

私が「技適マークの確認ってしますか?」と聞いたせいか、iPhone 5で実際に技適マークを見せました。あとで聞いたところ、技適マークの確認はできればしたいそうだが、端末を持ってない時などもあるので無くても大丈夫そう。
またドコモのWebサイト「他社製品の携帯電話機などをドコモのSIMカードでご利用する際の手続き」には、SIMロックされてる端末は除く と書かれているが、このiPhoneがSIMフリー版であるかの確認はされなかった。

そんな感じで面倒くさい質問をしつつSIMサイズ変更をしていただきました。
既存端末に入っていたmicroSIMは「一応回収することになってるんですが…残したいですか?」と聞かれたので、手元に残していただきました。(もちろん通信はできない。)
今「iPhone 5」に入れて確認するかも聞かれましたが、面倒くさかったので確認せず帰りました。この回線では12ヶ月以内にSIMサイズ変更していないので、手数料も無料です。

ドコモnaonUIMカード GDO4n。製造元は「ギーゼッケ アンド デブリエント株式会社」。
‘12.8(1版)
ドコモnanoUIMカード

左からnanoSIM、microSIM、標準サイズSIM。厚さはmicroSIMと標準サイズはカードを爪で行き来させても段差を感じないが、nanoSIMカードでは若干低くなるような段差がある。
ドコモのUIMカード、miniUIMカード、nanoUIMカード比較1ドコモのUIMカード、miniUIMカード、nanoUIMカード比較2ドコモのUIMカード、miniUIMカード、nanoUIMカード比較3

右側の写真はSIMカットした自作nanoSIMとの比較。
ドコモのUIMカード、miniUIMカード、nanoUIMカード比較4ドコモのnanoUIMとSIMカット版nanoSIMカード比較

iPhone 5のSIMトレイに入れた図。当たり前だが綺麗に収まる。
iPhone5SIMトレイにドコモのUIMカード

ちなみに「iPhone 5」の技適マークの出し方は、 設定>一般>情報>著作権情報>認証。
iPhone 5技適マーク

Source:NTTドコモ

こちらもおすすめ

あわせて読みたい

いま、注目の記事

Geeklesの最新記事

執筆:スマホペディア

Geekles(ギークルズ)をフォロー

Geeklesはたくさんのガジェット好き(=ギーク)が集まり、ガジェットやオーディオ、アプリ、カメラに関する情報を発信するメディアです。