スマホのインカメラで細胞まで見える!スマホ用顕微鏡「Leye」をレビュー
葉の構造にここまで寄れます
スマートフォン用顕微鏡「Leye」
スマートフォンを用いて様々なもの拡大して観察、撮影できるスマートフォン用顕微鏡、「Leye」をAmazonで入手しました。
使ってみたかったので買ったのですが、どんなものかレビューしてみます。
スマホで顕微鏡って?
顕微鏡は、小さなものを拡大して生物や微小構造物の微細な構造を観察するための機器です。
このスマートフォン用の顕微鏡「Leye」は、ガラスに球体レンズが埋め込まれた簡単な構造をしています。構造は簡単ですが、スマートフォンのインカメラという目を介することにより現代的な共有する楽しさが追加された製品です。
中身をチェック
まずは内容物から見ていきましょう。
中身は以下のようになっています。
- Leye本体
- 予備のラバー
- 試料板二枚
そしてサイズはちょうどiPhone5/5sと同じサイズです。持ち運びしやすいですね。
さて、早速使ってみましょう。
スマートフォンのインカメラ上に本体を置きます。インカメラを起動したほうがやりやすいです。
インカメラを球体レンズで覆い隠すイメージです。
試料板の金属部分を本体のマグネットにくっつけて固定する方式です。マグネットは高さが左右で違い、試料によって使い分けます。
2つの試料板を組み合わせれば液体試料もうまく観察できそう。
試料板は柔らかい素材で出来ているので、落としても安心です。試料板を持ってサンプルを取りに行くとやりやすいです。
サンプルを載せた試料板をスマホ上のLeye本体にセットします。これで準備完了。光源が必要ですが、室内の蛍光灯程度の光でも十分に見られます。
Leyeは特別なアプリは必要とせず、スマートフォン側のカメラアプリは何でも良いです。面白い使い方がありそう。
撮影してみた
水草の葉です。細胞が並んでいるのがわかりますね。白く抜けたところは気孔でしょうか。
続いて、水草の根を撮影してみました。葉緑体がないので色が葉っぱとは違います。産毛のような構造も見えます。
無機物ももちろん撮影できます。台所にあった塩を撮影してみました。砂を撮影しても面白いかも。
これらはすべてiPhone5のインカメラで撮影したものです。案外良く撮れるものですね。使っててびっくりしました。
まとめ
他にも撮影できるものはいろいろ思いつきます。例えば自分の血液や毛髪、家の中のほこり、花や花粉、魚など。思いもしない発見がありそうです。
難点があるとすれば、構造がiPhoneを前提としているため、極端にインカメラが端にある端末だと安定性に難があります。買う際は注意しましょう。
また、通常の簡易顕微鏡はAmazonで1000~2000円程度で買えますが、このLeyeは3780円。気軽に買える値段ではありますが、少しお高めです。
高めの値段ですが、撮影してその場でTwitterやFacebookにアップできる手軽さ、画像の保存性、拡大倍率を考えればむしろ安いと思います。
このLeyeという製品、お子様の自由研究にもぴったりでしょう。大人でも普段見られない世界に触れるのはワクワクします。この夏は童心に返って観察するのも良さそうです。
Source:Leye – スマホ顕微鏡
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倍率書いてよ。