国内初のFirefox OS搭載スマートフォン「Flame」価格は1万8500円
モジラ・ジャパンは6月17日に開催された記者向けの説明会にて開発者向けリファレンスモデル「Flame」の販売に関する詳細を発表しました。
価格は1万8500円で販売はびぎねっとがYahoo!ショッピングにて行います。7月中の発売を予定しています。
Flameの主なスペック
OS | Firefox OS 1.3 |
---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 200 MSM8210 1.2GHzデュアルコア |
RAM | 256MB~1GB |
ROM(内部ストレージ) | 8GB |
ディスプレイ | 4.5インチ、FWVGA:854×480 |
カメラ | アウトカメラ:500万画素、インカメラ:200万画素 |
バッテリー容量 | 1800mAh |
カラー | ブラック |
その他 | NFC、デュアルSIM |
LTEに対応しないなど国内で販売されている一般的なスマートフォンと比較すると性能面では大きく劣ります。ですが低価格を武器に新興国をターゲットにしているFirefox OS端末としては比較的高性能といえます。
Flameの仕様は海外と同じものですが、日本向けとして日本語入力アプリ「iWnn IME for Firefox OS」が用意されます。
日本初のFirefox OS搭載スマートフォン
FlameはTELECやJATEなどの認証を受け、正式に日本で使用が認められる初のFirefox OS搭載スマートフォンとなる予定です。Firefox OSを搭載したスマートフォンはauが発売を予定しているため、Flameを利用してau端末向けのアプリやサービスの開発が行われることになるかもしれません。
また、この端末を皮切りに非常に安価なFirefox OS搭載端末がSIMフリースマートフォンとして国内販売されることもあるかもしれません。
国内第3のモバイルOSとなるか
日本国内ではiOSとAndroidがモバイル向けOSとしてしのぎを削っています。グローバルではシェアを取りつつあるWindows Phoneや、ドコモでの取り扱いを予定していながら発売が延期されているTizenなどのモバイルOSを差し置いてFirefox OSが国内販売されることになります。
自由度の高いOS
グローバルでは新興国をターゲットに低価格での販売を進める一方、国内ではauがギーク層をターゲットとして販売することを予定しています。アップルやグーグルによる縛りが無いFirefox OSはキャリアやメーカーの戦略をより強く反映させることが可能です。
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