本当に壊れやすいの?iPhone 6とiPhone 6 Plusの耐久性テストについてまとめ 曲げる、削る、落とす、水没など
9月19日に発売したiPhone 6とiPhone 6 Plus、ネットでは曲がりやすい壊れやすいという記事が話題になり、その後検証するテストや記事が多く出てきました。
曲がりやすい、壊れやすいというのは果たして本当なのかをまとめてみました。
曲がりやすさ
アメリカの消費者団体であるConsumer Reportsが、iPhone 6を含む様々なスマートフォンの曲がりやすさを検証した動画をYouTubeにアップロードしました。
この耐久テストでは、iPhone 6/6 Plusの他に、GALAXY Note 3、LG G3、iPhone 5、HTC ONE(M8)の曲がりやすさについてテストしています。
曲がってしまう強さの結果は、iPhone 6がHTC ONE (M8)と同じで70ポンド(約31.75kg)、iPhone 6 Plusが90ポンド(約40.82kg)となっており、iPhone 5の130ポンド(約58.96kg)と比較すると確実に曲がりやすくなっていることがわかると思います。
一番耐久性のあった130ポンド(約68.04kg)のGALAXY Note 3でも、日本人男性20-24歳の平均体重が65kg前後なので、座り方によっては65kg以上の圧力がかかることもあり、曲がってしまうことも十分に考えられます。つまり、当たり前のことですが、どのようなスマートフォンでも尻ポケットに入れる際は、椅子に座るときに注意したほうが良いということですね。
水没テスト
次は水没テストになります。(0:50~)この動画では10秒間の水没テストを行っています。
iPhone 6とiPhone 6 Plusは防水に非対応ながら見事耐え切っており、その後も問題なく使用できているように見えます。
ドロップテスト
見た所およそ1mくらいの高さから、様々な方向を向けて落下させています。
数回の落下で筐体に少し傷がつくこともありましたが、ガラスなどが割れたりすることもなく、動作に支障が起きる様子は見受けられませんでした。
スクラッチ
ディスプレイガラスに関しては鍵やナイフでは全く傷がついてないように見えます。
iPhone 6とiPhone 6 Plusにはイオン強化ガラスが採用されているのですが、スクラッチに関してはiPhone 5sと同等かそれ以上の強度を有しているものと思われます。
背面に関しては、鍵では目立つ傷は付きませんでしたが、ナイフでは割りと簡単に傷がついています。実生活においてナイフでひっかくことはないと思いますが、鞄の中とかに仕舞っていてペンや手帳の金具などと長時間こすれあうと傷が付く可能性が十分考えるため、気になる方はケースをしたほうが良いでしょう。
iPhone 6とiPhone 6Plusの耐久性テストまとめ
筆者としてはiPhone 6とiPhone 6 Plusは、世間で騒がれているほど壊れやすいものではないように思われます。確かに曲がりやすさに関しては他のスマートフォンと比較すると後塵に拝してしまっていますが、それでも簡単に曲がるようなことはなく、かなりの圧力をかけないと曲がりはしません。
その他のテスト項目に関しても、余程のことをしない限り動作に支障が出るほどの問題は起きていないため、普段の使用においてそれほど神経質になることはないでしょう。また、iPhoneには多種多様なケースや保護フィルムが存在するため、それらとの組み合わせで実使用において外的要因で故障する確率は格段に下がるのではないでしょうか。
おまけ:50口径の銃弾&テルミット反応
いとも簡単に一発の銃弾で破壊されてしまっています。おそらく弾丸を防弾ケース無しで防ぎきれるスマートフォンはこの世には存在しないでしょう。
多量の熱を発生する為、金属溶接やロケットの推進剤などにも用いられるというテルミット反応とiPhone 6 Plusとの耐久テストになります。
ご覧いただくとわかるように完全に熱で燃え溶けきってしまっており、iPhone 6 Plusだったものの残骸が無残な状態で取り残されています
Source:YouTube
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この記事へのコメント:2件
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ちょっと落としただけで割れやがった
保証入ってるが今回で2回目だからしばらくこのまま使う。
軟弱すぎ
画面割れやすいし、水にも弱い。半年も持たなかった