ワイモバイルのアウトレット品「Pocket Wi-Fi GL04P」を2週間使ってみて　2,550円で10GB使えるWi-Fiルーター

ワイモバイルオンラインストアで「Pocket Wi-Fi GL04P」が週末限定一括0円で販売されており、購入から2週間経過したのでレビューしていきます。

GL04Pとは

GL04Pとは旧EMOBILEで発売されていたWi-Fiルーターです。約2年前の機種であり、最高速度が下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsと最新機種の約半分となっております。

SIMフリーなので格安SIMでも使用出来ますが、対応周波数帯がBand 3のみなのでXiエリアでもごく一部しか使用できません。エリア外なら3Gで割り切って使うか、海外に行った際の非常用として使うしかないです。

GL04Pが注目されている理由

そんなGL04Pが注目されている理由は2つあります。

• 月額2,550円で10GB使える
• 速度制限が緩い

月額2,550円で10GB使える

※価格はすべて税込表示です。

通常10,080円の本体代金が週末限定で一括0円で販売されており、LTEフラット（にねん）の3,880円から1,440円が差し引かれて2,550円となります。

MVNOなどの格安SIMと比べても、この価格で10GBまで使用できるのであればお得だと思います。

速度制限が緩い

現在のワイモバイルのWi-Fiルーターはソフトバンクの回線も使うことが出来るのですが、その代わりに3日で1GB以上通信すると速度規制が掛かります。

データ定額パックおよび4G料金プラン、4Gパケット定額サービスをご利用のお客さまについて、毎月ご利用のデータ量が所定のデータ量を超えた場合、請求月末まで通信速度を送受信時最大128kbpsに低速化いたします。

この制限がとても酷く、まともに使えないレベルの速度に落とされてしまいます。

ソフトバンクの「3日1GB制限」がどんどん酷くなっている件。これがつながりやすさNo.1だ！ #softbank @masason – Togetterまとめ

一方GL04Pは旧イーモバイル回線のため、1日に366MB以上使用すると、夜9時〜深夜2時の間だけ制限されます。

通信品質確保を目的とし、24時間ごとのデータ通信量が300万パケット（366MB）以上の場合、当日21時から翌2時まで通信速度を制御します。当月ご利用のデータ通信量が10GBを超えた場合、当月末までの通信速度を制御します。

この回線は単純な安さだけではなく、通信量も月10GBまでと他社と比べて多いです。

3キャリアのように10GBを超えた瞬間に遅くなることはなく、現在17GBを超えていても規制されておりません。実際には20〜30GBまで規制が掛からないという噂もありますが、今後どうなっていくのか分かりません。

24時間ごとの規制も今のところ制限されておらず、快適に使用しております。

速度測定してみる

早速スピードテストで速度を測ってみましょう。測定はLTEのアンテナが3本立つエリア（沖縄県那覇市）の自宅と職場で行いました。

自宅

1回目
ダウンロード：17.34Mbps
アップロード：4.71Mbps

2回目：
ダウンロード：29.06Mbps
アップロード：10.34Mbps

メインのドコモ回線より早いではないですか…。ドコモ回線はダウンロード10Mbpsくらいで今まで快適だと思っていたのですが、これくらい出るならぷららモバイルLTEよりずっといいですね。

職場

1回目：
ダウンロード：6.67Mbps
アップロード：7.22Mbps

2回目：
ダウンロード：18.96Mbps
アップロード：7.46Mbps

最初は結構速度が落ちてしまいましたが、2度目は18Mbpsと早くなりました。測定する度に速度が変わって少々不安が残りますが、これくらいの速度が安定して出てくれたら通常使用でも全く問題ないですね！

注意点

契約時の注意点は以下の5点です。

• いつ制限が厳しくなるか分からない
• 契約時に契約事務手数料3,240円が掛かる
• 25ヵ月目以降は月額3,991円
• 更新月以外に解約をすると契約解除料9,950円が発生
• 契約にはクレジットカードまたはデビットカードが必要

これさえ気をつければとてもお得に契約できるのでオススメです。数量限定販売で無くなり次第終了となるので、欲しい方はお早めにどうぞ！

Source：ワイモバイルオンラインストア