Hailo

屋内で好きな場所に2タップでタクシーを呼べる時代、タクシー配車アプリ「Hailo(ヘイロー)」を実際に日本で使ってみた

今までタクシーを呼ぶには、タクシー会社の配車センターに電話をして、配車センターが周辺のタクシーを探して、タクシードライバーがこちらに向かうという流れが一般的でした。しかも、その向かってくれるタクシードライバーとの連絡手段はほぼ無いので、呼んだ場所から移動できないという問題がありました。

そんな、ちょっと面倒くさくて時間のかかるタクシーの配車を、簡単で便利にしてくれる「Hailo(ヘイロー)」というサービスがあると聞いたので使ってみました。

Hailo(ヘイロー)とは

Hailoとは、スマホを利用したタクシー配車アプリです。アプリをわずか2タップするだけで、タクシーを指定した場所に素早く呼び出すことができます。

元々はイギリスのタクシードライバーとIT起業家の方達がはじめたサービスで、その人気から今ではロンドン、マンチェスター、リーズ、アイルランド、マドリード、バルセロナ、シンガポール、大阪、東京(2015年開始予定)でサービスを展開する人気サービスです。

Hailo(ヘイロー)でタクシーを呼ぶ流れ

先日、このHailoを実際に大阪で体験してきたのでスクリーンショットを交えながら全体の流れを紹介します。

まず、タクシーを呼びたい場所をアプリで指定します。

HailoHailoアプリを立ち上げ、タクシーを呼びたい場所へピンをドロップし、「Pick Me Up Here」をタップします。すると周辺のタクシーの検索がはじまります。

Hailo近くに空車のタクシーが見つかったら、呼び出した場所に一番近いタクシーがこちらに向かってきます。上記画像ではマスクしていますが、タクシードライバーの顔と名前、そのドライバーの評価が表示されるので、どのようなドライバーが来るのか一目で分かります。

また、アプリ内でタクシーがあと何分で到着するか表示してくれるのもありがたいところです。

Hailoタクシーが近づいてくると、通知でタクシーの到着を知らせてくれます。ですから、わざわざタクシーを呼ぶために外に出る必要は無く、建物の中でタクシーを呼び出し、到着するまで建物の中でゆっくり待つことができます。さらに、画像にある通り、タクシードライバーと電話連絡をとることも可能です。

ドライバーの方から色々と聞いてみました

Hailo実際に利用した際に、ドライバーの方に色々と質問してみましたので、Q&A方式で紹介します。

Q、大阪ではどれくらいのドライバーを抱えていらっしゃるのでしょうか。
A、現在大阪では1000名ほどのドライバーを抱えております。1社だけで担当するのでは無く、複数のタクシー会社と連携して取り組んでおります。

Q、実際にタクシードライバーの方達が多いのはどのエリアでしょうか。大阪市の北東側ではあまり捕まえることができなかったので…
A、それは申し訳ございませんでした。ドライバーの拡充に努めて参ります。基本的には難波や梅田周辺に比較的多くのドライバーがおります。あとは堺市にも結構な数のドライバーがおります。もちろん、大阪内をまわっておりますので、先ほどあげたところ以外でもご利用にはなれます。ですが、お客様のおっしゃるとおりまだ手薄な場所も存在致します。

Q、今までにあったおもしろい利用ケースを教えていただいてもよろしいでしょうか。
A、私から見て目から鱗なご利用方法は、電車内で到着駅の出口を配車ポイントにご指定し、電車から降りたらそのまま利用するといったものでした。

Q、領収書は電子データで利用者のメール宛に送付されるとのことでしたが、紙の領収書は発行してもらえないのでしょうか。
A、紙の領収書もご用意しております。国内の企業にお勤めの方は電子データの領収書では決済が下りないといったこともあるそうですので、きちんとご用意しております。

Q、タクシー業界ではAMEXが使える会社はないと聞いていたのですが、Hailoでは使えたので大変助かりました。
A、もともと海外発のサービスでしたので、AMEXにも対応しております。

実際に大阪で使ってみて感じたこと

Hailo筆者はこの日、大阪の本町で仕事をしていました。その日はクリスマスイブで電車の混雑がとんでもないことになっていたので、タクシーを選択しました。しかし外は真冬なのでとても寒く、タクシーを外で待つのはもってのほか。そして何より、手持ちの現金が少なく、できればカードで決済したかったのです。

そんな時に「Hailo」を利用しました。建物の中でタクシーに拾って貰いたい場所を選択して、あとは到着の通知が表示されるまで待つだけ。支払いはあらかじめクレジットカードを登録しているので降りた時点で決済が完了。カードも現金も出す必要はありませんでした。

タクシーといえば、クレジットカードが使えなかったり、到着後財布の中を引っかき回してお金を支払う必要があったため、急いでるときなどは困ったものでしたが、Hailoであれば支払時の面倒からも開放されます。

つまり、タクシーを呼ぶ面倒さ、支払時の面倒さを一気に解消することができるのです。

Hailoについて思ったこと

実際に利用して筆者が感じたことは、「細かなところまでサービスが行き届いている」でした。
先ほどのQ&Aにもあるように、電子データの領収書以外に従来からある紙の領収書も揃えていたり、このような質問にもきちんと答えて頂けたこと。また、運転も大変丁寧で乗車中に不快な思いをすることはありませんでした。

最初はおっかなびっくり利用してみたのですが、サービスレベル、利便性ともに大変高く、これから大ヒットしていくサービスになるのではと感じました。

大阪での利用体験記事でしたが、東京でも2015年にサービス開始予定ですので、実際に体験してみてはいかがでしょうか。

Source:Hailo

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執筆:sbit
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