富士通「ARROWS NX F-04G」が不具合により販売中止　4年ぶり2度目の大失態

2015年夏モデルとして販売されていた「ARROWS NX F-04G」が不具合により一時販売中止となりました。

712件の不具合報告

現在、約6万2000台を販売してきた中で712件の不具合報告がありました。
不具合の事象としては「カメラが起動できない、電源が入らない・再起動を繰り返す、画面の表示が乱れる」といったスマートフォンを利用するにあたって深刻な問題ばかりです。

4年ぶりの販売中止

ガジェットに詳しい方であれば販売中止騒動といえばREGZA Phone T-01Dを連想するでしょう。
2011年11月に発売し、発売日に「音声通話とパケット通信できない」という深刻な不具合が判明して販売中止に陥りました。

「REGZA Phone(T-01D)」発売の本スレ。販売停止で祭りに「またか」「前作を越えた」「逆に欲しくなる」「汚名挽回だな」：あんどろいど速報

今回の販売中止とは原因が異なるものの、富士通として2回目の大失態です。

地に落ちた富士通への信頼感

REGZA Phone T-01Dは販売中止になり、その後発売するARROWS Xシリーズはハイスペックを売りにするも発熱が激しく、不具合の代名詞となってしまいました。
2013年からは「ARROWS NX」とネーミングを変え、比較的安定した端末を輩出し「不具合の富士通」というレッテルは剥がれつつありました。

ARROWS NX F-04Gの販売中止により、回復しつつあった富士通への信頼感は一気に地に落ちることとなり、非常に残念でなりません。

NTTドコモ