定額制の音楽聴き放題サービス「LINE MUSIC」「AWA」「レコチョクBest」を比べてみる
「Apple Music」が発表されてから定額制の音楽聴き放題サービスに注目が集まっています。既に「LINE MUSIC」「AWA」「レコチョクBest」などが配信しており、今後は日本でも本格的に普及していきそうです。
今回は「LINE MUSIC」「AWA」「レコチョクBest」の3つを料金・通信量・UIで比較してみました。
LINE MUSIC
「LINE MUSIC」は、作成したプレイリストのシェアをしたり、スタンプのように自分の好きな楽曲をシェアしてトーク画面で再生できるなど、自社アプリとの連携を強化しています。「音楽をコミュニケーションの一部にする」というテーマで音楽の良さを伝えようとしています。
利用するにはLINEのアカウントでログインする必要があるため、MVNOなどで利用するときは注意が必要です。
現在は150万曲以上のラインナップされており、2015年内に500万曲以上、2016年には3,000万曲以上の楽曲を提供予定です。
料金プラン
8月9日までは無料で利用できます。無料期間終了後は以下の料金になります。
ベーシックプラン | プレミアムプラン | ||
---|---|---|---|
時間 | 20時間 | 追加10時間 | 時間無制限 |
通常価格 | 530円 | 324円 | 1,080円※ |
学割価格 | 324円 | 216円 | 648円 |
購入可能な場所 | LINE STORE | アプリ内/LINE STORE |
※iPhoneはアプリ内課金のみ1,080円。
ベーシックプランでは30日間で20時間まで利用でき、期間内に10時間分の追加チケットを追加購入することも可能です。プレミラムプランではチケット購入から30日間は時間無制限で使えます。
他社にはない学割が設定されており、比較的安くで利用できるのもポイント。
AWA
「AWA」はサイバーエージェントとエイベックスがタッグを組んで開発したアプリ。他のアプリとは違い「登録なしですぐに利用できる」のが特徴。独自開発したリコメンドシステムで、プレイリストや再生履歴などに応じて楽曲をオススメしてくれます。
現在は100万曲以上の曲がラインナップされており、2015年末までに約500万曲、2016年末までに1,000万曲の楽曲を提供予定です。
料金プラン
利用開始から90日間は無料で利用できます。いつ利用しても90日間まるまる無料で使えるのはありがたいですね。もっと早くLINE MUSIC利用しておけばよかった
無料期間終了後は以下の料金となります。
Freeプラン | Liteプラン | Premiumプラン | |
---|---|---|---|
価格 | 無料 | 360円 | 1,080円 |
制限 | 利用時間に制限 | オンデマンド再生不可などの一部機能制限 | 無制限 |
利用時間でプランを分けたLINE MUSICとは違い、機能に制限を掛けてプランを用意しています。こちらは利用時間に制限がある無料プランも用意されています。
レコチョクBest
「レコチョクBest」は2013年3月からサービス開始している音楽配信大手のレコチョクが提供しているアプリ。着うた・着うたフルで人気を集めたこともあり、J-POPを中心に邦楽を250万曲以上と豊富にラインナップしています。
AWAと同様にレコメンド機能が付いており、自分に合った曲をオススメしてくれます。
3日間のお試し期間中にクレジットカード決済の登録をすると、入会月を含む最大1ヶ月が無料で利用できます。
料金プラン
アーティストプラン | 聴き放題プラン | |
---|---|---|
価格 | 324円 | 980円 |
制限 | 1アーティストのみ聴き放題 | 無制限 |
アーティストプランは、着うたフル1曲程度の値段で1グループのみ楽曲が聴き放題になるのでオススメです。聴き放題プランも他社のプランより100円程度安いので、少しでも料金を抑えたい方はレコチョクBestの方がいいかもしれません。
アプリの使いやすさを比較
概要やプランが分かったところで、アプリのUIや使い勝手を見て行きましょう。各社使いやすいように工夫されていました。
トップ画面
並べてみると3社ともに見た目が大きく異なっていました。1社ずつ特徴を見てみましょう。
LINE MUSIC
LINE MUSICは、自社アプリのLINEと同じような見た目でシンプルなUI。LINEユーザーなら親しみやすく見慣れた操作性です。
AWA
AWAは大きなジャケットが目立つ今風のオシャレなデザイン。ユーザーが思わず「人にすすめたくなるデザイン」を意識して作成したとのこと。ユーザーが作成したプレイリストがトップに並び、その日の気分に合わせて楽曲を選べます。
レコチョクBest
レコチョクBestは人気アーティストが並び、スワイプでタブを切り替える形式です。他社のアプリではフラットでシンプルなデザインを採用していますが、こちらはグラデーションを多く利用したデザインになっています。悪く言えば古臭い感じがします。
プレイヤー画面
左のLINE MUSICは背景にブラー(ぼかし)効果のあるiOSのようなUIです。再生ボタンやシークバーなどが大きめに配置されており、スマホで使いやすいように考えられています。
中央AWAは海外のアプリのような洗練されたデザイン。シークバーが再生/停止ボタンをぐるっと囲む形は、見た目は綺麗ですが、あまり使い勝手は良くなかったです。
右側のレコチョクBestは、良くも悪くも日本製のアプリといった感じ。ドコモのアプリのように必要な要素をすべて画面内に出していて、見た目がごちゃついています。
個人的には一番LINE MUSICが使いやすいと感じました。
各社ともに歌詞表示に対応していて、AWAのみ今歌っている部分のハイライトに対応しています。ただし、歌詞がジャケット内のみの範囲でスクロールしないといけないので操作性はイマイチでした。
LINE MUSICはジャケット写真が消えて歌詞が表示される形式。歌の区切りごとに改行されています。
レコチョクBestは一度に表示される歌詞が多く、スクロールなしで半分近く表示されていました。
通知領域
再生中の通知領域の出方も微妙に異なっていて、レコチョクBestのみ音楽操作が出来ない仕様でした。AWAはジャケットが大きい分、通知領域のスペースを大きく取っています。
通信量について
通信量が気になります。3つのアプリで同じ曲を30曲ずつ聞いて通信量の違いを比べてみました。
LINE MUSICの通信量が圧倒的に多く、レコチョクBestの2倍以上という結果になりました。
再生する曲や通信環境、音質の設定などにより結果が大きく変わってくるはずですが、今回の実験では通信量に大きく差が付いていました。想像していたよりも通信量が多かったのですが、オフライン時でも再生できるようにキャッシュを作成しているからみたいです。
今回の比較ではWi-Fi環境なので高音質の設定でずっと試聴していましたが、MVNOなどで利用する場合は速度制限に引っかかってしまいそうです。mineoの速度制限が掛かったSIMカードで再生を試みましたが、キャッシュされていない曲は何度も停止してしまいました。
まとめ
あまり音楽配信アプリには興味がなかったのですが、一度試してみるとその良さを実感できました。
ストリーミング配信なので端末の容量も気にせず、いつでもどこでも機種を選ばずに好きなだけ聴ける時代が来ています。心配していた音質も全然悪くないので作業中のBGMなどにオススメです。
最近は他の人が作ったプレイリストから適当にピックアップして試聴しています。ジャンルやシーンに応じてオススメの曲をレコメンドしてくれるので、好みに応じた新しい楽曲に出会えます。
関連するアニメの楽曲が再生されるときもあれば、ちょっと違った楽曲も再生されるので、長く使えばその精度がもっと向上すると思います。
各社ともに無料お試し期間があるので、みなさんも是非一度試してみてはいかがでしょうか。
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