Surface Pro 4

Microsoft、10月6日に発表会を開催 ー「Surface Pro 4」「Lumia 950/950 XL」が発表される見込み【予想スペックおさらい】

Microsoftは10月6日午前10時(日本時間10月6日午後11時)にニューヨークで開催するイベントに関してメディアへの案内状を送付しました。今回のイベントでは最新のSurface Pro 4を始め、2機種のLumiaスマートフォンなどの発表が行われるのではないかと予想されています。

Surface Pro 4

Surface

Surface Pro 4については需要の多い法人市場からの強い要望によりドッキング・ステーションを含むアクセサリー類については現行機種であるSurface Pro 3との互換性をある程度確保する必要があるようです。

ただし、互換性が重視されるのは周辺機器を含めたアクセサリー類だけで、肝心の性能についてはSurface Pro 3と比較してパフォーマンスアップが図られます。
まずCPUについては最新の、第6世代Intel Coreプロセッサー「Skylake」を搭載してくる事はintelのロードマップから言っても確実でしょう。これにより処理速度と電力消費の両面で、現行型よりも改善されます。

次に、ディスプレイサイズについては複数のソースがSurface Pro 3の12インチに加え14インチバージョンも用意すると報じています。昨年のSurface Pro 3登場前にはSurface miniとも呼ぶべき小型モデルの存在が噂されていましたが、いずれにしてもディスプレイサイズについては選択肢を広げてくる可能性が高いようです。

そのディスプレイに関しては、解像度についても4K(3840×2160)になるとみられており、そうなればWindows10にて本格的にHiDPIに対応したメリットを訴求してくるでしょう。

Lumiaシリーズ

Lumia 950 Series

そして、LumiaシリーズについてはWindows 10 Mobileを搭載する「Lumia 950」シリーズが披露されると期待されています。特に次期LumiaシリーズについてはコードネームTalkmanことLumia 950と、CitymanことLumia 950 XLの2機種を開発中との事で、既に多くの流出写真なども出回っています。

Lumia 950

Lumia 950

Lumia 950の予想スペック

OS Windows 10 Mobile
CPU Snapdragon 808, 64-bit Hexa core
RAM3GB
ROM(内部ストレージ)32GB
ディスプレイ5.2インチ、解像度:1440×2560
カメラアウトカメラ:2000万画素、インカメラ:500万画素
バッテリー容量3000mAh
サイズ・重量N/A
カラーマット・ホワイト/ブラック
その他Qiワイヤレス充電対応、USB Type-C端子装備、虹彩認証

流出したデータシートからは、Lumia 950はこのクラスの他社製デバイスと比較して、アウトカメラの画素数を大幅に強化してくるとみられています。
また、バッテリー容量についても他社製の同クラスと比較してより容量の大きなものを搭載しているようです。

Lumia 950 XL

Lumia 950XL

Lumia 950XLの予想スペック

OS Windows 10 Mobile
CPU Snapdragon 810, 64-bit Hexa core
RAM3GB
ROM(内部ストレージ)32GB
ディスプレイ5.7インチ、解像度:1440×2560
カメラアウトカメラ:2000万画素、インカメラ:500万画素
バッテリー容量3300mAh
サイズ・重量N/A
カラーマット・ホワイト/ブラック
その他Qiワイヤレス充電対応、USB Type-C端子装備、虹彩認証

Lumia 950XLについてはLumia 950と比較して一見するとディスプレイサイズの変更とCPUの強化以外の違いは感じられないながらも、各部についてブラッシュアップされているようです。

まず、アウトカメラについて画素数は共通ながらも3眼フラッシュの搭載が予想されています。これにより、光量と適切なホワイトバランスの確保が図られるようです。
インカメラについてもレンズについては現行型よりも広角のものが搭載されるとみられ、そうなった場合はセルフィーなどの自撮りの場面において、画角の自由度が高まると考えられます。

その他の特徴

USB-C on Lumia

Surface Pro 4及びLumiaシリーズにおいて、インターフェースについてはUSB Type-Cを搭載してくるのではとみられています。現在は対応機種が少なく、それによりアクセサリー類もなかなか安くなりませんが、Microsoftが自社デバイスに積極的に搭載する姿勢を示した場合、一気に普及する可能性を秘めています。
特に、Surface Pro 4については充電規格であるUSB PD(Power Delivery)に対応すると思われ、その場合は対応品の少ない3rd Party製のUSB PD対応充電機器の充実が期待されます。

Googleの次期NexusスマートフォンもUSB Type-C搭載との噂があります。AppleのMacbookだけでなく、MicrosoftやGoogleまだ対応製品を出してくるとなると、一気に関連アクセサリーが登場しそうですね。

また、Lumiaシリーズにおけるセキュリティ面では虹彩認証を搭載しWindows Helloに対応してくると思われます。これは指紋認証センサーと較べても非接触式である事から片手操作時のアンロック操作もインカメラのレンズを覗くだけとする事も可能で、そうなれば現在よりもアンロック動作などが簡便になるでしょう。

それ以外のデバイスの登場は!?

Microsoft Band 2

その他にもウェアラブルデバイスであるMicrosoft Band 2の登場も予想されています。この、ウェアラブルデバイスについて現状ではApple Watchの一人勝ちに近い状態で、Nike Fuel Bandシリーズも含めて新製品の登場が少なくなっています。

この市場に対してMicrosoftがどのようなアプローチで臨むのか!?特にMicrosoft Band 2については初代モデルと同じく、Windows PhoneだけではなくAndroidとiOSデバイスにも対応するようですので選択肢を広げるという意味でも登場が楽しみなデバイスです。

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執筆:るうと
ZAURUS PI-6000から始まり、Palm Treoを愛用して現在はApple Productsと楽しく過ごしています。

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