microUSBやLightningでもMagSafeのように磁力で取り外し可能にするコネクタ「ZAPTIP」
マグネット式で脱着可能なコネクタで有名なのは、充電コネクタとしてMacBookに採用されているMagSafeが知られています。
このタイプの利点は、磁石で張り付くため脱着が簡単なことと接続中のケーブルに足を引っ掛けたりするなどの大きな力が加わった場合は外れることで、本体も一緒に床に落下して破損するようなリスクを減らせる点です。
ZAPTIP
クラウドファンディングサイトであるINDIEGOGOに登場したZAPTIPは、このタイプの製品としては最も早く市販することを目標に開発が進んでいます。
9月20日にキャンペーンをスタートさせましたが10月6日の時点で既に目標額の2,367%である219,101ドル、日本円で約2,600万円を集めています。
競合製品「ZNAPS」
同様の製品についてはKickstarterにて2月から8月までキャンペーンを実施し、300万ドル以上を集めたZNAPSがあります。こちらの製品は11月の発送予定で開発が進められています。
名前も似通っている2つの製品ですが、コンセプトやラインナップはほぼ同じながらも使用するケーブルが異なるのが最大の違いとなっています。
ZAPTIPの特徴
ZNAPSがLightningやmicroUSBなどのケーブルをそのまま用いて先端形状のみ変換するのに対して、ZAPTIPでは専用のケーブルを使用します。
ケーブルの先端形状はMagSafeに似た構造になっており、本体側に装着するアダプタを選ぶこと無く同じケーブルで接続することが可能です。これによって持ち歩くケーブルの数を減らすことが期待できます。
価格
主なキャンペーン価格は以下のようなパック価格となっています。
- The Starter Pack:25ドルで本体側アダプタ2個、接続ケーブル1本
- The Extension Pack:45ドルで本体側アダプタ4個、接続ケーブル2本
- The Family Pack:162ドルで本体側アダプタ16個、接続ケーブル8本
今後の予定
ZAPTIPは公開からわずか2週間程度で目標を大きく上回る金額を集めました。それによりストレッチゴールであったカラーバリエーションの追加についても既に3つのゴールを達成しています。
- 10,000ドル:ゴールドの追加
- 20,000ドル:ブラックの追加
- 30,000ドル:レッドの追加
次のゴールは80,000ドルでの夜光仕様の追加です。これが実現できれば暗い場所での使い勝手も更に向上すると思われます。
ZNAPSは11月の発送を予定していますので、それよりも先に出荷するためには11月上旬には発送に関するアナウンスが発表されると思われます。
クラウドファンディングでは予定よりも遅れることが多いのも現実ですが、どちらが先に発送されるのか注目して待ちたいと思います。
こちらもおすすめ
あわせて読みたい
いま、注目の記事
Geekles(ギークルズ)をフォロー
Geeklesはたくさんのガジェット好き(=ギーク)が集まり、ガジェットやオーディオ、アプリ、カメラに関する情報を発信するメディアです。