BlackBerryのAndroidスマートフォン第二弾「BlackBerry Vienna」は非スライド式キーボードを搭載か
BlackBerryは同社初のAndroidスマートフォンとなる「Priv」を先週発表しました。
現在は様々な情報サイトにて、Privのファースト・インプレッションなどが掲載されていますが、早くも次のAndroidoスマートフォンの情報が聞こえてきました。
情報ソース
この情報を掲載したのはBlackBerry関連の情報サイト「CrackBerry」です。
リーク情報
今回のリーク情報で確認できるのは以下のような内容です。
- 機種名はBlackBerry Vienna
- Privのようなスライド式ではない、固定式のキーボードを採用
- 縦位置でのディスプレイ下にキーボードを配置
- カラーバリエーションは4色を用意
物理キーボードの意味
Privでは大画面ディスプレイとBlackBerryの特徴でもある物理キーの両方を満たすため、スライド式キーボードを採用しました。
それに対して今回のViennaでは、非スライド式にしたことで、よりキーボードの存在が高まっています。これはスライドさせることなくすぐにタイプできるという点で、古くからのBlackBerryユーザーには歓迎される動きかもしれません。
しかし、その分ディスプレイが狭くなるのではないか?ディスプレイの大きさを維持した場合は縦に長過ぎるような大きさとなりバランスが悪くなるのではないかという懸念もあります。
過去のキーボード搭載機の顛末例
BlackBerryが一世を風靡する以前には、PalmのTreoシリーズがキーボードを搭載したスマートフォンとして人気を集めていました。
当時はコンパックのiPAQなどのPDAが全盛期でしたが、アーリーアダプター層は次の動きとしてPalm Treo750vなどを個人輸入して楽しんでいたわけです。
筆者も750vから800W、Palm Proなどを愛用しましたがiPhoneはそれら全てを過去のものとしました。これはタッチ操作による入力が優れていたという点だけではなく、iTunesを含めたエコシステムと、地域にあわせたローカライズが進んでいた点なども理由のひとつです。
BlackBerryを長年愛用しているなど、物理キーボードに慣れているユーザーには「ミスタイプの少ない確実な入力」という点でメリットありと思ってる方も多いと思います。
しかしながらフリック入力などタッチ操作での入力も進化していますし、音声認識入力の精度も上がっています。
Viennaが姿を現す際には、物理キーボードを搭載したメリットは何かという点が見えることに、物理キーボードを愛用していたユーザーの一人として期待したいと思います。
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