Galaxyを使ってバーチャルリアリティ! いま注目の「Gear VR Innovator Edition for S6」実機レビュー
「Gear VR Innovator Edition for S6」は、サムスン電子とOculus VRが共同開発したVRヘッドマウントディスプレイで、専用スマートフォンを装着することで本格的なVRを楽しむことができます。
パッケージ内容
アクセサリーはフォームクッション(付替え用)、レンズクリーニングクロス、携帯用ケース、説明書です。
外観
スペック
サイズ | 約196.1(W) x 98.5(L) x 82.8(H) mm |
---|---|
重量 | 271g |
搭載センサー | 加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー |
視野角 | 96度 |
瞳孔間距離範囲 | 54~70㎜ |
カラー | Frost White |
対応デバイス | Galaxy S6 / S6 edge |
使い方
Gear VRを使うには、GALAXY S6またはS6 edgeの専用スマートフォンが必要です。
前面にあるUSB端子に接続してはめ込むと自動でアプリが起動します。
ピント調整には上部についているダイヤルを利用して焦点を合わせます。
下部にはmicro USBポートが搭載されており、専用の充電器と合わせて使うことでスマートフォンのバッテリーを消費することなく使用できます。
レンズの横にはセンサーがあり、Gear VRを外すと自動的にコンテンツが停止します。
「Gear VR Innovator Edition for S6」を使ってみて
良かったこと
気軽に本格的にVRが楽しめる
商品が届くまでは正直それほど期待をしていなかったのですが、実際に使ってみると映像の没入感がすごく、頭を左右に振った際にほぼ遅延がなく映像が表示されるのにはとても感動しました。特に映画館やホームシアターを疑似的に体験することができる「Oculus Video」というアプリには驚き、実際に広い映画館を独り占めしているような不思議な感覚を味わうことができました。
フィット感が良い
上部と左右のベルトでしっかりと装着することができるので、ゲームなどで激しく首を振ってもズレることなく使うことができます。また、Gear VRの電源はスマートフォンのバッテリーから供給されるので、煩わしいケーブルなどを一切不要で楽しむことが可能です。
比較的安価に楽しめる
「Gear VR」は、199ドル(約 24,000 円)で購入することができるので、GALAXY S6またはS6 edgeをお持ちの方は比較的安価に楽しむことができます。
ダメなところ
レンズが曇る
冬場に使うと外気との温度差で装着時に必ずレンズが曇ります。これが意外と厄介で使う前には「Gear VR」を温めることをおススメします。
すぐにバッテリーがなくなる
VRを使っているとフル充電でもほんの1時間少々でバッテリーがなくなってしまいます。また、本体が非常に高温になるので注意が必要です。(たまに本体に熱を持ちすぎてアプリが落ちることがあります。)
日本語対応のアプリが少ない
残念ながら現在のところ日本語に対応しているアプリは少なく、今後に期待といったところです。ちなみに日本語対応しているアプリには「白猫VRプロジェクト」「Netflix」などがあります。
まとめ
とりあえず最先端のVRを安価に楽しみたい方や、映画などを大画面スクリーンで楽しみたい方なら買って損はないと思いました。
しかし、まだまだ日本語に対応しているアプリも少なく、気になるところ(バッテリーの減り方やレンズの曇りなど)があるので一般で普及するのは正直まだ先かなという印象を受けました。今月の18日には「新型 Galaxy Gear VR」が発売となり、99ドルと従来品よりも半額以下で購入することができるので、気になっている方はこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
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