1万円で買えるAndroid 5.1/Windows 10搭載タブレット「CUBE iwork8 Ultimate」を輸入してみた
「CUBE iwork8 Ultimate」というタブレットは、現状最安値で手に入るIntelのAtomプロセッサCherry Trailを搭載したデュアルOSを搭載したタブレットです。送料込みでGearBestにて約10,000円で購入しました。
コスパだけを考えると12,000円ほどで買える、FHD液晶でBay Trailを搭載する「CHUWI Hi8」の方が買いなのではと思っていましたが、実際に手にとってみるとBay Trailの次の世代であるCherry Trailの性能の良さがよく分かる出来でした。
CUBE iwork8 Ultimateとは
スペック
OS | Android 5.1&Windows 10 |
---|---|
CPU | Atom Cherry Trail X5-Z8300 1.44GHz 4コア |
RAM | 2GB |
ROM(内部ストレージ) | 32GB Android 7.7GB、うち空きスペース7GB Windows 15.7GB、うち空きスペース3GB |
ディスプレイ | 8インチ、解像度:1280×800(5点タッチ) |
カメラ | アウトカメラ:200万画素、インカメラ:200万画素 |
バッテリー容量 | 3300mAh |
その他 | microSD、miniHDMI、Micro-USB、Wi-Fi IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth |
スペックはCPU以外は、一般的なよくあるWindowタブレットと変わらない性能です。
重さは349gなので、今まで300gほどのCHUWI Vi8という8インチタブレットを使っていた私にとっては、50gの差ですが明確に差が分かる程度に少し重く感じました。
外箱
最近の中華タブと同じく、ダンボールのような厚紙でできた箱です。
外装
前面にはちゃんと保護フィルムが貼ってありました。
裏面には、この画像では伝わりにくいですが、小さなつぶつぶとした突起がたくさんあり、滑りにくくなっています。
インターフェイス
外部インターフェイスは上部にまとめられています。
掴んだ時に持ちやすいように、縁が凹んで溝のようになってるのですが、個人的には指が吸い込まれるような感覚があまり好みではないです。
通知LEDはちゃんとついています。明るさも十分です。
ディスプレイ
発色や視野角はIPS液晶だけあって綺麗です。解像度こそ1280×800とFHDではありませんが、粗さが目立つようなことはありません。
CUBE iwork8 Ultimateのソフトウェア
Android
一般的なAndroidのホーム画面です。
一見してGoogle Playが見当たらないのが気になりましたが、きちんとインストールされています。
初回の起動時にアップデートの通知があって驚きました。アップデートがある中華タブはほとんど遭遇したことがありません。
アップデートの内容は、小さなバグの修正だそうです。
設定画面は素のAndroidが搭載されているので、Nexus端末と同じようなUIになっています。Nexusのタブレットだと2カラムになり、ほぼ同じになるのではないでしょうか。
Intel Smart Videohという今まで見たことのない設定が気になります。
端末名はl1-Tで、OSはAndroid 5.1です。
言語にはデフォルトで日本語がありました。日本語化に余計な労力を割かずに済み助かりました。
見慣れない設定項目のIntel Smart Videoh(インテルスマートビデオ)はビデオの品質向上を設定するメニューのようです。
初期値はオフだったので、オンにしておきました。
ベンチマーク
Antutuスコアは52356でした。
CHUWI Vi8(CPU以外性能同じ)が35000だったので、Cherry Trailの力の差が表れています。
ちなみにアップデートをしたら55750まで上がりました。
アップデートによりまだまだ可能性が秘められています。今後のアップデートにも期待です。
ストレージは空き領域7.75GBと、3Dゲーム4本くらいをインストールしたらカツカツといった具合です。
それでは次にWindowsの方を見ていきます。
OSの切り替え方法は、電源ボタンを長押しすることで出るメニューから、OSを切り替えることができます。
Windows
Windowsのホーム画面です。
WindowsはよくあるWindowsと同じなので、特筆すべき点はあまりないのですが、ストレージの空き容量の変化がひどかったです。
初めてWindowsを起動したばかりの時の空き容量は、3GB程ありました。
しかし、特に何もせずネットにつなげて放っておいた後は空き領域が1GB近くまでになっていました。おそらくWindowsアップデートなどが溜まっていたのだと思います。
私はOffice365のためにデュアルブートタブレットを買っているのでそこまで気になりませんが、Windowsをメインで使うにはmicroSDが必須でしょう。
動作自体は快適で多少の作業なら問題なくできると感じました。
ちなみにこの機種には、Office 365のシリアルコードがついてきます。年間契約をすると10,000円以上するものなので、かなりお得にOfficeが使えます。
総評
私はCUBE iwork8 Ultimateを触って以下のように感じました。
- Cherry TrailはBay Trailよりも大幅に性能が上がっていた
- 中華タブのわりには液晶の感度がいい。デレステの16分連打も反応する
- バッテリーが3300mAhの割には減りが早い(公式動画によると3時間程度ということなので、バッテリー持ちにあまり力を入れてないかも)
- Office 365が付いてくるので、Officeを使いたい人にはお得
輸入も問題なく成功し、10,000円で購入できたタブレットのわりに性能もよく、Officeも手に入り大満足です。
この記事をきっかけに中華端末に興味を持っていただけたようでしたら、ぜひ私のブログの方も見ていってください。
いつもはこのブログにて中華端末のレビューなどを行っています。
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