DSDネイティブ再生にも対応した話題のDAP!「FiiO X3 2nd gen」フォトレビュー

本日2015年5月15日、オヤイデ電気より販売開始されたFiiO製DAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)「X3 2nd generation」をご紹介します。コンパクトでそこそこ音も良いDAPを探している方には、まさにうってつけの製品です。

X3 2ndとは

2013年9月に発売された「FiiO X3」の第二世代モデルで、DACにシーラスロジック製「CS4398」を使用。コンパクトな筐体ながら、DSD5.6MHzまで対応している注目のDAPです。

スペック

対応フォーマットFLAC/WAV/ALAC/APE/WMA/AIFF/DSD/MP3/MP2/AAC/WMA/OGG/etc…
ビットレート16bit/24bit/32bit(96KHzまで)
サンプルレート PCM [44.1/48/88.1/96/176.2/192KHz]
DSD [2.8/5.6MHz]
出力>224mW(16Ω) / >200mW(32Ω) / >24mW(300Ω)
周波数帯域20Hz~20KHz
適応インピーダンス16Ω~150Ω
S/N比>113 dB
バッテリー容量2,600mAh
連続駆動時間約12時間以上 (再生ファイルにより変化)
サイズ57.7 mm × 96.7 mm × 16.1 mm
重量135g

話題のDAPをフォトレビュー!

日本国内での発売は本日ですが、私は発売日まで我慢できずAUDIO ONEにて輸入版を1週間前に購入しました。(現在売り切れ)
今回のレビューはその輸入版で行いますが、国内版との差異はありません。
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外箱はいつも通りのFiiOの箱です。

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内箱を開けると、簡易的な説明書の下に本体が半透明の袋に包まれて入っていました。

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付属品はこちら。USBケーブル・同軸変換ケーブル・シリコンケース・ディスプレイ保護フィルム×2・背面保護フィルム・装飾用ステッカー×3種です。

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本体はシルバーで高級感が…あるとは言えないですが、安っぽくもありません。

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左側面には電源ボタン・ボリュームの物理キーを装備。程よいクリック感があります。右側面にmicroSDスロットがありますが、蓋が無いのはやはり心許ないですね。X5のゴム製カバーは少し難がありましたが、何も無いのも不安です。個人的にはAK100のようなカバーが理想的ですね。ちなみに内蔵メモリは無いので、microSDカードが必須になります。

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非タッチパネルのUIは賛否両論あるでしょうか。再生モードの選択や選曲は、中央のホイールをクルクル回して行います。

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ちなみにですが、X3 2ndはファームウェアを改造して自作テーマを使用することができます。試しにラブライブ!(スクフェス)テーマを作ってみました。デフォルトでは日本語がいわゆる中華フォントで表示されるので、フォント変更のために弄る方も多いようです。
この辺りは、また後日詳しく紹介したいと思います。

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シリコンケースを装着した状態です。普段はこれで運用しています。

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Caalyx M、Nexus 5、タバコと大きさを比較してみました。タバコより少し大きいぐらいです。ズボンの前ポケットにも入るコンパクトさは、これからの季節は特にありがたいですね。

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手のひらに収まるコンパクトサイズ。

音質について

音質については素晴らしく良いというわけではありませんが、36,000円程度の販売価格を考慮すると、コスパは非常に高いと言えるでしょう。音の色付けは少なく、音源の録音状態やイヤホン/ヘッドホンの特徴がそのまま出てくる印象です。
X5で絶賛されたラインアウトですが、こちちらのラインアウトの質も十分に高く、好みに合わせてアンプを繋いでも面白い製品です。

オヤイデ電気

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執筆:はとさぶれ
オーディオ系を中心に執筆していますが、スマートフォンやアプリにも興味があります。

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