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無限の可能性! スイッチを押すだけの遠隔操作ロボット「Microbot Push」で家中すべてのボタンがスマホから操作可能に

スマートライトやスマートコンセントなど、スマートフォンと連携させることで遠隔操作したりできるデバイスが増えています。しかし、ほとんどの機器は今あるものとの入れ替えや追加工事が必要なケースもあります。

今回登場した「Microbot Push」は、今ある機器を一種のスマート家電に変身させるデバイスです。ただし操作できるのは、スイッチを押すことだけ。それでも使い方によっては様々な活用方法が考えられます。

Microbot Push

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Microbot Pushは、遠隔操作できるロボットフィンガーというコンセプトで作られています。
できることといえば、自分の指で押すように「何かを押す」だけです。

特徴

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  • 貼り付けるだけの簡単な設置
  • スイッチのある色々な機器に対応
  • アプリと組み合わせて自動制御も可能
  • 出先からもWeb経由で操作可能

例えばこんな使い方が

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Microbot Pushは単純なデバイスですが、これをスイッチ部に貼り付ければ、遠隔操作でON/OFF可能になります。

例えば寝る前にコーヒーメーカーに水とコーヒー豆をセットしておき、目覚めとともにMicrobot Pushをスマートフォンの画面からONにすれば、食卓につく頃にはコーヒーがすぐに飲めるというような使い方ができるわけです。

使用方法

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実際の使用方法は、Microbot Pushを押したいスイッチの部分に貼り付けるだけです。
プッシュスイッチではなく、左右や上下に倒すシーソーのような動きをするロッカースイッチの場合は、ONにする場所とOFFにする場所の両方にMicrobot Pushをセットします。

想定される使い方

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この単純な動作でも使い方によっては、以下のようなことが可能になります。
もっとも、スイッチ式のデバイスなら何でも遠隔操作できるようになるので、活用方法はユーザー次第ともいえます。

  • 天井に吊り下げたプロジェクターの電源を制御
  • 離れたPCを起動
  • 家電の制御
  • スマートフォンのタップ動作

離れたPCの起動を用いれば、TeamViewerなどのリモートコントロールソフトとを組み合わせて、転送し忘れたファイルの操作をするなども可能になります。
これらはWake-on-LANなどの設定を行えば可能ですが、ルーターのポート開放が必要だったりとある程度の専門知識が必要です。

アプリとの連携

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アプリとの連携も考えられており、自分で設定できる連携アプリとして人気のIFTTTや制御BOXである「Prota」に対応した無料アプリ「Prota App」などで設定可能です。

これにより「室内空気モニターで空気の汚れを検知したら、空気清浄機の電源をONにする」ということも自動で行うことができるわけです。

製品構成

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Microbot Push単体ではBluetooth接続のみをサポートしており、家の中だけでの遠隔操作しか出来ません。
しかし、制御BOXであるPonta Boxと組み合わせれば外出先などからWeb経由で操作することが可能になります。
Ponta Boxは他のスマート家電の制御にも対応するべく開発が進められています。

価格

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Microbot PushだけならEARLY BIRDを選択すれば39ドルの出資にて1個を入手可能です。
制御BOXであるProta Boxとの組み合わせでは、Microbot Pushが3個付属するSUPER EARLY BIRDのパッケージがオススメなようで、出資状況もこちらが一番人気です。

上記も含め、全てのパッケージが2015年11月12日の時点では申込可能です。

提供時期

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ファンディングに成功した場合の製品発送時期は2016年4月を予定しています。

Indiegogoでの出資状況

出資状況については2015年11月12日現在、目標額の50,000ドルに対して27,079ドル、日本円で約330万円を集めています。

Microbot Push on Indiegogo

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執筆:るうと
ZAURUS PI-6000から始まり、Palm Treoを愛用して現在はApple Productsと楽しく過ごしています。

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