ソフトバンク、プラチナバンドLTEを今夏からスタート予定
孫正義社長は5月7日に行われたソフトバンクの3月期決済説明会で、当初今春から開始する予定であった900MHz帯によるLTE通信を今夏から開始する予定であると言及しました。
ソフトバンクが割り当てられたプラチナバンド900MHz帯の実情
ソフトバンクが900MHz帯のプラチナバンドを総務省から割り当てられたのは2012年春。しかし当初ソフトバンクは、割り当てられた15MHz幅のうち5MHz幅だけしか利用できなかった為、5MHz幅だけを利用して3G通信サービスを開始していました。
残りの10MHz幅は、タクシーの無線や管理用ICタグに利用されるRFIDに割り当てられており、この10MHz幅でLTEサービスを開始するには、現在利用している業者などに移行してもらう必要がありました。
現時点ではまだ数社ほど残っており交渉中であるものの、ようやく今夏にはこの10MHzを使用したLTEサービスを初められる目処が立ったそうです。
900MHzプラチナバンドLTEが開始されると
900MHz帯でのLTEサービス開始されれば、大幅なエリアの改善が見込まれます。屋内での電波の入りは分かりやすく恩恵を受けられるはずです。
また、2.1GHz帯とイー・モバイルの1.7GHz帯を併用する「ダブルLTE」に加え、900MHzも加えた「トリプルLTE」のサービスが提供される予定です。
ソフトバンクの「電波の入りが悪い」というイメージが完全に過去のものになる日が来るかもしれませんね。
Source:ASCII.jp
こちらもおすすめ
いま、注目の記事
Geekles(ギークルズ)をフォロー
Geeklesはたくさんのガジェット好き(=ギーク)が集まり、ガジェットやオーディオ、アプリ、カメラに関する情報を発信するメディアです。