日本未発売、ASUS「ZenFone5 LTE A500KL」をレビュー
ZenFoneとはASUS社が発売したスマートフォンのシリーズです。
日本語の「禅」が由来となっており、台湾やその他の販売国で絶大な人気を誇っています。
今回、台湾でZenFoneシリーズのLTE対応版であるZenFone5 LTE (A500KL)を購入したので、レビューしていこうと思います。
※ZenFone5 LTE(A500KL)は技適未認証のため、日本国内で使用すると電波法に抵触します。
ZenFone5 LTE A500KLの外観・デザイン
外箱
外箱(化粧箱)はこんな感じです。
とてもシンプルなデザインとなっています。
本体デザイン
本体自体のデザインも非常にシンプルです。ASUSによると、ZenBookから発想を得たデザインに仕上げたとのことです。
サイズ
液晶のサイズは5インチで、本体サイズは148.2×72.8×10.34 mmと少々大きめ。
成人男性でも片手の操作は少し難しいサイズです。
iPod Classicとのサイズ比較です。
背面
背面に至っては更にシンプルで、リアカメラの下に「ASUS」という表記と下の方にうっすらと「Zenfone」と書いているだけです。
バックカバーを外すと、microSDカードスロットとSIMカードスロットが見られます。
残念ながらバッテリは取り外すことが出来ません。
技適のマークは未認証なのでもちろんありません。SIMのサイズはマイクロSIM。
バックカバーはマット仕様です。黒だと少し指紋が目立ってしまいます。
デザインまとめ
こうしてみると、非常にシンプルでこぎれいなデザインに仕上がっていますね。モノトーンな雰囲気が好きな筆者にとって最高のデザインでした。日本国内で使えないのが惜しまれます。
ZenFone5 LTE A500KLのスペック
OS | Android 4.4(Kitkat) with ZenUI * |
---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 400 1.2GHz |
RAM | 2GB/1GB |
ROM(内部ストレージ) | 8GB/16GB/32GB eMMC Flash |
ディスプレイ | 5インチ、解像度:1280×720 IPS(ゴリラグラス3) |
カメラ | アウトカメラ:8メガピクセル F2.0、インカメラ:2メガピクセル F2.4 |
バッテリー容量 | 2110mAh |
サイズ・重量 | 148.2 x 72.8 x 10.34mm(高さx幅x厚さ)、145g |
カラー | チャコールブラック、パールホワイト、チェリーレッド、トワイライトパープル、シャンパンゴールド |
対応周波数(LTE)TW、APAC SKU | 3、7、8、28 |
対応周波数(LTE)EU SKU | 3、7、8、20 |
対応周波数(LTE)CN SKU | 34、38、39、40、41 |
対応周波数(3G) | UMTS 850、900、1900、2100 |
対応周波数(2G) | EDGE/GPRS/GSM 850、900、1800、1900 |
*:Android Lアップデート対応予定
RAM、ストレージが違うモデルが複数存在します。筆者が購入したモデルはTW SKUのRAM2GB、ストレージ16GBモデルです。
価格は6,640ニュー台湾ドル、日本円で24,380円でした。
ベンチマーク
空港で購入後、待ち時間の間にベンチマークを測ってみました。
Antutuベンチマーク結果
3DMarkベンチマーク結果
ベンチマーク結果としてはお世辞にも良いとはあまり言えません。
しかし、通常使用であればストレスを感じることはありません。スクロールなどもなめらかに動いてくれます。
ZenUI
数あるデフォルトUIの中で一番出来が良いのではと感じました。複数のスクリーンショットを交えてご紹介します。
日本語キーボード
あまり期待していなかった日本語キーボードですが、想像していた以上に出来が良くてびっくりしました。ただ、ATOKに慣れていた筆者にとっては操作に戸惑う場面が多々ありました。
総評
2万円台半ばのスマートフォンとしては最高の出来ではないでしょうか。きちんとLTEも使えますので、海外旅行先で高速なモバイル通信環境を使えることが出来ます。
これで旅先の写真をFacebookやInstagramにストレスなくアップロードすることが出来ますね。
日本国内での発売の噂も立っていますが、どうなるのでしょうか。実際に発売されれば、日本国内での人気もうなぎ登りになること間違いなしです。
※赤色のZenFoneを購入するには根気が必要です。台湾国内でも赤色は大人気でどのお店も品薄状態でした。桃園空港内を隈無く探しましたが、赤色はどれも売り切れでした。
Source:ASUS
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