DMMがMVNO事業に参入、「DMM mobile」を発表 バックボーンはIIJか
デジタルコンテンツの配信などの大手であるDMMは12月17日、ドコモのネットワークを利用したMVNOサービス「DMM mobile」を提供することを発表しました。
SIM単体の場合の料金プラン
SIMが1枚のシングルコースと、最大3枚のSIMで高速データ通信容量を分け合えるシェアコースから料金プランを選ぶことができます。データSIMプランはSMS機能が付いていませんが、月額150円のSMSオプションを付けることで利用が可能です。
通信速度は高速通信ON時で、下り最大150Mbps/上り最大50Mbps、高速通信OFF時で最大200Kbpsとなります。
シングルコース
データSIMプラン | 通話SIMプラン | |
1GB | 660円 | 1,460円 |
3GB | 1,280円 | 1,980円 |
5GB | 1,780円 | 2,380円 |
7GB | 2,280円 | 2,880円 |
8GB | 2,780円 | 3,580円 |
10GB | 3,680円 | 4,480円 |
シェアコース
8GB | 10GB | |
データSIMプラン | 2,780円 | 3,680円 |
通話SIM1枚プラン | 3,580円 | 4,480円 |
通話SIM2枚プラン | 4,380円 | 5,280円 |
通話SIM3枚プラン | 5,180円 | 6,080円 |
バーストモードあり
低速状態でもはじめの数秒間だけ高速通信で読み込みを行う「バースト機能」があるので、快適にインターネットを閲覧することができます。
セット購入可能な端末
現時点でAscend Mate7、Ascend G6、Zenfone 5、NEXUS 7 2013、LG G2 mini、freetel XMの計6台を取り揃えており、ミッドレンジ端末からハイスペック端末まで、よりどりみどりな構成となっています。
回線元はIIJか
DMM mobileのAPN設定の箇所を確認すると、APNのところに「vmobile.jp」という記載があります。
この「vmobile.jp」というAPNはIIJが、MVNEとなって回線提供しているMVNOによく使われているAPNで、IIJの回線を利用している「hi-ho」や「BBエキサイトモバイルLTE」などにも同様の記載が見られます。またIIJmioと同様のバースト機能が存在することなどからも、「DMM mobile」はIIJのバックボーンを利用しているのではないかと推察されます。
IIJの回線品質は定評があり、そのバックボーンを利用している「DMM mobile」は新興のMVNOながら速度や安定性の点でかなり期待が持てそうですね。
Source:DMM mobile
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