ドコモが「d pay」という商標を出願 Googleの「Android Pay」やApple「Apple Pay」に続く?

NTTドコモが、5月19日に「d pay」という商標の登録を出願していたことが判明しました。

「d pay」商標の内容

ドコモが出願しているのは、出願番号2015-46839「d pay」。商標の区分は第9類、第35類、第36類。

第9類の適用範囲は、携帯情報端末やその周辺機器、そのソフトウェア。
第35類の適用範囲は、主にトレーディングスタンプの発行、トレーディングスタンプ・クーポン券・ポイント蓄積式カード・割引付特典カードの発行及び清算などの広告業。
第36類の適用範囲は、支払代金の決済、クレジットカード、電子マネーなどのウェブサイト経由による金融又は財務に関する情報の提供。

つまり、携帯電話を使った資金決済に関する分野です。

どのように使用されるのか

商標の出願をしたからといって、すぐに「d pay」というサービスがすぐに始まるということはありません。

他社に取られる前に取得しておきたい、今後の可能性の一つとして念のための出願といった面が現時点では強いのではないでしょうか。

実際「dポイント」という商標も、最初に出願されてから正式発表までに1年かかっています。特にポイントや決済などはサービスを整えるのに時間がかかるものなので、今はドコモがそのうち何か始めるかもしれない程度の認識でよいかと思います。

Appleの「Apple Pay」は国内でほぼ使えませんし、Googleの「Android Pay」は発表されたばかりです。これらのサービスとどう差別化を図っていくのか注目です。万が一この「d pay」普及したら、日本はまた大きなガラパゴスに突入するかもしれませんね。

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執筆:あんそく
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