
サムスン、メタルフレーム採用の「GALAXY ALPHA」を発表 ーGALAXY ALPHAの位置づけを考察
Samsungは8月13日、メタルフレームと6.7mmの薄型ボディを採用した「Samsung GALAXY ALPHA (SM-G850F)」を発表しました。
「Samsung GALAXY ALPHA (SM-G850F)」のスペック

OS | Android 4.4.4 KitKat |
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CPU | Exynos 5 Octa Core (Quad 1.8GHz + Quad 1.3GHz) |
RAM | 2GB |
ROM(内部ストレージ) | 32GB |
ディスプレイ | 4.7インチ、解像度:1280×720 |
カメラ | アウトカメラ:1200万画素、インカメラ:210万画素 |
バッテリー容量 | 1850mAh |
サイズ・重量 | 132.4 x 65.5 x 6.7 mm, 115g |
カラー | Black, White, Gold, Silver, Blue |
その他 | 心拍センサー、指紋認証、LTE Cat. 6 |
おそらく9月に発売されると噂される「iPhone 6」の対抗?
YouTubeには「Samsung GALAXY ALPHA (SM-G850F)」のプロモーション動画がアップロードされているのですが、かなり薄さとデザイン性を意識したものとなっています。おそらく9月に発表発売が予想されている「iPhone 6」の対抗馬としてこの時期に発表したのではないでしょうか。iPhone 5sの画像と比較してみると側面の処理の仕方がかなり似ていますね。
現時点で日本発売が未定となっていますが「iPhone 6」の対抗であるならば、iPhoneがよく売れている日本市場に投入するのは必然であるような気がします。
犠牲になったバッテリー
「GALAXY ALPHA」は薄さとデザイン性の代償としてバッテリーの容量を1850mAhと「GALAXY S5」から約1000mAh削ることでそれを実現しています。CPUもオクタコアとかなりハイスペックなものを搭載しているためヘビーユーザーの方は半日も持たないのではないでしょうか。
「iPhone 6」が4.7インチディスプレイ、1800mAh~2100mAhのバッテリーを搭載されると予想されていており、更にiOSとAndroidのバッテリー消費のことを考慮に入れると「GALAXY ALPHA」はバッテリー持ちの面で「iPhone 6」にかなり大きく水をあけられることとなりそうですね。
「Samsung GALAXY ALPHA」の今後
「Samsung GALAXY ALPHA」というモデルが今後GALAXYシリーズにおいてどのような立ち位置になるのか考察してみました。
ファーウェイ「Ascend P7」の様にデザインを意識したシリーズ
ファーウェイは「Honer 6」の様にスペックを追求したフラッグシップ機を出す一方で「Ascend P7」というデザインを意識したモデルも発売しています。GALAXY内においてデザインを意識したモデルとなる可能性。
ソニーの「Xperia Zシリーズ」と「Z Compactシリーズ」
ソニーの「XPERIA Z1」と「XPERIA Z1 Compact」の様にフラッグシップ端末とそれの小型バージョンという立ち位置になるモデル。LGの「G2」「G2 mini」もこれと同様の関係ですね。
「GALAXY S miniシリーズ」に統合
今回のみ敢えて「iPhone 6」の対抗馬とするためにこの時期に発売し、今後は「GALAXY S miniシリーズ」が金属筐体、薄型ボディを継承していく、先駆けとしての立ち位置。
筆者は上記3つのどれかがが、今後の「GALAXY ALPHA」がGALAXYシリーズとしての立ち位置になると思っています。その中でも1つ目が可能性として高いのではないのでしょうか。現在「GALAXY S5」の小型モデルとして「GALAXY S5 mini」を発売しています。性能はかなり落としていますが値段が安いためそこそこ需要があります。敢えて廉価版を切り捨てるのではなく、デザインを意識したモデルとして続いていくような気がしています。
Source:Samsung
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