デジモノステーション増刊「SIM PERFECT BOOK」付録のSIMカードを開通、使用レビュー
SIMカードが付いてくる雑誌として話題になった「デジモノステーション増刊 SIM PERFECT BOOK」が本日12日発売されました。私にもアマゾンから届いたので早速開通作業といきたいと思います。
「SIMスターターパック」開通まで
表紙をめくったところに早速現れたSIMカード。こちらがこの雑誌の付録である「SIMスターターパック」です。
IIJmioのプリペイドSIM「IIJmio プリペイドパック for BIC SIM」をベースとした特別仕様のSIMカードです。利用できるデータ量は500MB、開通後3ヶ月まで利用できます。
電話1本で開通
SIMカードを端末に挿す前にまずは開通手続きです。IIJmioオンデマンド開通センターに電話をします。音声ガイダンスに従ってSIMカードの裏面に記載されている電話番号とパスワードを入力します。
たったこれだけで開通手続きは完了です。3分もかからずに済み、利用者登録などの記入も不要で非常に簡単です。
SIMカード挿入とAPN設定
開通が終わればいよいよ端末にSIMカードをセットします。SIMスターターパックのSIMカードはmicroSIMサイズなので対応する端末を用意しましょう。今回はSIMフリースマートフォンのAscend G6を使用します。
SIMカードをセットし、電源を入れたらAPNの設定を行います。APN設定は端末の設定から行えます。機種ごとに項目の名称が異なる場合がありますが、基本的に「設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント」と進むと見つけられます。
- ユーザー名:iijmio.jp(自由に設定できます)
- パスワード:iij
- ユーザー名:mio@iij
- 認証タイプ:PAPまたはCHAP
APN設定の入力項目は数多くありますが、以上の4つを埋めるだけで完了です。作成したAPN設定はきちんと保存し、その後適用させます。
アンテナピクトを確認するとLTEでデータ通信ができていることがわかります。ブラウザなどで実際に通信できれば無事完了となります。
ちなみにAscend G6やZenFone 5などの一部のSIMフリースマートフォンには最初から複数のAPNが登録してあります。
スピードテスト
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均値 | |
アップロード速度 | 9.67Mbps | 10.02Mbps | 6.89Mbps | 8.86Mbps |
ダウンロード速度 | 7.21Mbps | 17.06Mbps | 12.74Mbps | 12.34Mbps |
Ping値 | 72ms | 101ms | 57ms | 76.7ms |
定番のスピードテストです。測定にはSpeedtest.netを使用しました。連続して3回計測し、その結果と平均値を出しました。
金曜日の夜ということで比較的混雑している時間帯だと思いますが、7Mbps以上の速度が出ているため大容量の通信を行わない限り実用レベルといえそうです。
格安SIMのお試しセット
IIJmioのプリペイドSIMは単体でパッケージ購入すると定価3000円程度しますが、こちらは1500円で購入でき解説本まで付いてきます。格安SIM(MVNO)がどんなものか体験しつつ、知識を深められるため入門用としては最適な組み合わせだと思いました。
この記事を執筆している現時点ではアマゾンの在庫がなくなり、プレミア価格で販売しているマーケットプレイスのみでの取り扱いとなっています。話題性があり、売り切れになるほど人気ということもあって、今後第2弾・第3弾と続いていくかもしれません。
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amaで買えなかったので、書店で在庫無いのか聞いたら発注かけたけど1冊入荷しなかったみたい