3万円で買えるSIMフリー格安スマホ「Huawei Ascend G6」ソフトウェアレビュー
前回の開封レビューに引き続き、今回はAscend G6の中身を確認していきます。
Huawei製ホームアプリ「Emotion UI」
ファーウェイは独自のUIホームアプリ)として「Emotion UI」を搭載しています。Android標準のようなドロワーが存在せず、アプリアイコンはすべてホーム画面に並びます。iOSのホーム画面やauスマートフォン向けの「auベーシックホーム」に近いデザインです。
購入直後のホーム画面は以上のようになっています。クーポン券が付属していた「ユーネクスト」と「イーブックジャパン」のアプリもプリインストールされていますがこちらはアンインストールが可能です。
フォルダ内はこのような内容です。「ツール」フォルダには一般的な機能のアプリが入っていました。また、プリインストールされている文字入力アプリはFSKARENとなっています。
Android OSのバージョンは4.3です。2014年9月1日にソフトウェア更新が配信されました。アップデートを行うと連絡帳の不具合修正と日本語表記の改修が行われます。
本体設定内の「ホーム画面のスタイル」からホームアプリの変更が可能です。「Emotion UI」とは別に簡単でシンプルなデザインのものがプリインストールされています。らくらくスマホのような使い方もできます。
「テーマ」アプリからは「Emotion UI」のデザインを変更できます。複数のデザインがあり、プリインストールされているアプリのアイコンも同じデザインに統一されます。ロック解除画面のショートカットも変わるので自分の使い方に合ったものを選べます。
メーカーのカスタマイズが満載
格安スマホの多くは「素のAndroid」に近く、ほとんど何も入っていない場合が多くあります。これは好みの問題ですが、ファーウェイの製品はEmotion UIを含めソフトウェアにメーカー独自のカスタマイズを施しています。プリインストールアプリで気軽にきせかえも行え、よく使うアプリはひと通り入っています。初めてスマートフォンを購入する人にとってはいちいちアプリを探してインストールする手間が省けるでしょう。
Snapdragon 400に1GBのRAMとミッドレンジクラスのスマートフォンであるAscend G6は最新のハイエンドスマートフォンと比較すれば当然快適さでは劣ります。ハイエンドスマートフォンのような機敏な動作はありませんが、なめらかなアニメーションで上手く誤魔化しているようですね。カクつきはありません。使っていてメモリ不足も感じませんし、実用レベルと言えます。
メイン機としても良し、サブ機にも最適
LTE対応SIMフリースマートフォンの中ではコンパクトな部類のAscend G6はスペック以上に快適で、これ1台で過ごすことも可能です。フィーチャーフォンのサブ機としてデータ通信専用SIMを挿して利用してもいいですし、小ささを活かしてモバイルWi-Fiルーターの代わりに使ってもいいでしょう。「安かろう悪かろう」と侮れない端末です。
今後もこのAscend G6を使っていろいろとレビューを行っていきます。
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