ZTEが「gooのスマホ」として国内SIMフリースマホ市場へ本格進出、1万円から買える3モデルが登場
NTTレゾナントはスマートフォンブランド「gooのスマホ」を発表しました。
ZTE製の3機種がラインナップされ、4月22日から予約開始、5月8日以降順次発送されます。
「g01(ZTE Blade L3)」の主なスペック
OS | Android 5.0 |
---|---|
CPU | MediaTek MT6582M 1.3GHzクアッドコア |
RAM | 1GB |
ROM(内部ストレージ) | 8GB |
ディスプレイ | 5インチTFT液晶、解像度:584×480 |
カメラ | アウトカメラ:500万画素、インカメラ:200万画素 |
バッテリー容量 | 1850mAh |
サイズ・重量 | 143.2×72.7×8.9mm、150g |
カラー | パールホワイト / パールレッド |
その他 | LTE非対応 |
gooのスマホのエントリーモデルに位置付けられるg01はLTEに対応せず、3Gでの利用となります。
性能も控えめですが、販売価格は10,000円と非常に安価で、Android 5.0(Lolipop)搭載スマートフォンとしては業界最安値であることを謳っています。
ちなみにg01は「グーマルイチ」と発音します。
「g02(ZTE Blade S Lite) / g03(ZTE Blade S)」の主なスペック
OS | Android 5.0 |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 410 1.2GHzクアッドコア / Snapdragon 615 1.5GHz/1.0GHzオクタコア |
RAM | 1GB / 2GB |
ROM(内部ストレージ) | 8GB / 16GB |
ディスプレイ | 5インチIPS液晶、解像度:1280×720 |
カメラ | アウトカメラ:800万画素 / 1300万画素、インカメラ:500万画素 |
バッテリー容量 | 2400mAh |
サイズ・重量 | 144×70.7×7.7mm、132g |
カラー | プラチナシルバー / プラチナピンク |
その他 | LTE対応 |
g02とg03はどちらも筐体は同じものを採用しています。
ミッドレンジクラスのg02は、日本でもおなじみとなったSnapdragon 410を採用し「格安スマホの定番」といったスペックです。
販売価格は20,000円と、gooのスマホの中では中間の位置付けとなります。
g03は、国内では採用例のなかったSnapdragon 610を搭載したハイスペックモデルです。
他にも各所で差があり、カメラモジュールはソニーのExmor RSを採用し、g02よりもグレードアップしています。
販売価格は30,000円とg02よりも10,000円高い価格設定ですが、性能の差は歴然です。
OCN モバイル ONE音声対応SIMパッケージが同梱
上記端末にはOCN モバイル ONEの申し込み用パッケージが同梱されます。
購入して商品が届いた後に自分で申し込みを行う方式のサービスなので、端末のみを利用したい場合には契約を行わないという選択肢もあります。
g01にはホームアプリ「gooやさしいスマホ」をプリインストール
g01には初めてスマートフォンを持つユーザー向けのホームアプリがプリインストールされています。初回起動時に選択することも可能で、難しい設定を行わずに利用できます。
トラブルの際に役立つ端末保証と安心サポート
「グーの端末保証」は加入しておくことで水没や落下などの破損の際に3,000円の負担で新品同機種(または同等品)と交換できるサービスです。
料金は以下の通りです。
- g01:200円/月
- g02:250円/月
- g03:300円/月
「グーの端末保証&安心サポート」は上記の端末保証に加え、電話でのサポートがセットになっています。操作方法などの基本的な質問から、遠隔操作でのサポートまで幅広く対応します。
料金は以下の通りです。
- g01:620円/月
- g02:630円/月
- g03:640円/月
ZTEのSIMフリースマホ市場本格参入
2014年にNTTレゾナントが発売したBlade Vec 4Gは、20,000円を切る販売価格でスマッシュヒットを記録したSIMフリースマートフォンです。
その後フリーテルが同端末のOEM版であるfreetel XMを発売しましたが、それ以降一切の動きがありませんでした。
今回NTTレゾナントと再びタッグを組み、3機種を揃えて本格的にこの市場に参入する構えです。
SoftBankからはプリペイド向けとしてBLADE Qも登場し、日本国内での存在感が増していくように思います。今年要注目のメーカーです。
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